前回の記事に綴ったアフリカとの交信。
相手局の住所はヨハネスブルグ。聞き覚えのある都市の名前なのですが、それが南アフリカだとは存じませんでした。
アマチュア無線をやっていて、無知に気付く場面は少なくなく。
チェルノブイリもロシアなのかと誤解していたくらいで。
相手局の住所はコールサインで簡単に見つかりました。
Googleのストリートビューで確認したところ、アンテナもそれほど目立った見た目では無く。我が家のアンテナよりは勿論マシでしたが。
それよりも、ご自宅の塀に妙な懐かしさが。
十年前に出張で訪れたカメルーンを思い出しました。
仕事で対応した研究所はインターネット回線が無く、PC周りのドライバーのアップデートが不可能で。
仕方なく、駐在する政府関係者のご自宅の回線を借りることとなりまして。
その方が暮らすアパートメントも厳重な警戒で、門には警備員が常駐し、塀は日本で見慣れぬ高さで。
治安の悪さの象徴です。
ヨハネスブルグも、治安は相当悪いそうです。世界の中でも。
南アフリカというとアパルトヘイトが嘗てのキーワードでした。
検索したところ、皮肉なことにアパルトヘイトの廃止後に治安は極端に悪くなってしまったそうです。
本来は平等な社会に近付いたハズなのですが。そんな弊害があるとは。
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