鮭の切り身

鮭の切り身は自分の大好物の一つです。
毎日食べても飽きない食材はそんなに多くなく、その中の一つでもあります。

これが最近高く。
半年ほど前から気になっていました。長引くコロナ禍でインフレがジワジワ押し寄せているそうで。
以前はスーパーで百円で売られていた冷凍ものでも、けっこうなボリュームがありました。
しかし、現在は値上がりしボリュームも減り。

そして、ロシアによるウクライナ侵攻と、その経済制裁の影響で様々な品が値上がり。
特にロシア産の比率が高い食料品は影響度も高いそうです。また、ヨーロッパから空輸するする品もロシア上空のルートが使えなくなってしまい、輸送費も高くつくそうで。

そんな流れで鮭の切り身は今後益々高価になりそうです。
鮭に限らず物によっては国内のストック分が現在も出回っていたりですが、本格的な影響は半年先とかもあるそうです。

この二十年以上、日本だけデフレな流れが異常でもあったそうですが、その期間が長過ぎて当たり前になってしまった感です。
収入に見合ったインフレというのは寧ろ健全なんだろうなぁと。
自分が最後に海外へ出掛けたのは十年前、アフリカの出張はヨーロッパ経由でした。そのヨーロッパは短期間しか寄れなかったものの、この十年で随分と物価が上がったなぁと。
現在は更に上がっているそうですし。

為替レートも、ここのところ円が弱いそうです。以前ですと有事の円とも言われていたのに。経済力等で海外からも見下されてしまったのか。

鮭の切り身な話で脱線してしまいましたが、プライベートで海外に出掛けたのは15年前が最後。
あの頃までなら、海外の割安感も楽しめたものです。
この時代、海外の方々が日本の旅行を楽しめる理由は、物価の安さも含まれるそうです。
まぁ、今考えると良いタイミングで自分は旅行していたんだとも思えます。

そういえば、ビッグマック指数なる言葉があったなぁと。
2022年版を確認したところ、調査対象57ヶ国内で日本は33位でした。極端に低い順位では無いのですが、トップのスイスの価格は日本の倍以上でした。
また、上位圏の国は先進国の中でも実際に経済力がありそうな国ばかりで。
そして、日本はタイ、中国、韓国にも抜かれていました。日本より低いランキングの国は軒並み途上国が目立ち。

ちょっと意外だったのは、台湾と香港が日本よりも低いランキングだった点です。
どちらも経済活動は活発なイメージでして。特に香港の住宅は世界的に観ても相当高いハズなのですが。
なので、必ずしも経済力等を表す指数では無いんだなぁと。

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