これまでも幾度かノイズ対策を実施してきました。
今回は18MHzでFT8の送信時にPCのモニターがフリーズしてしまう症状への対処となりました。
モニターのHDMIケーブルにパッチンコアを着けてみたところ、症状は治まりまして。
更に、FT8のワイドグラフ上に乗っていた一部の縦ノイズがほぼ消えました。
液晶モニターの信号が、どうやら相互に干渉していた様子です。
更にリグ周りの配線の引き回しを見直したところ、ワイドグラフ上のノイズも更に減りました。
FT8の運用を始めてから様々なノイズ対策をしてきましたが、対処前に比べると随分と美しくなったワイドグラフです。
アンテナの調子も幾度かの変更や調整でかなり良くなりました。
現在、7MHzのSWRは1.5程度まで抑え込まれていて、他の18、21、28、50MHzのSWRはほぼ1.1以下です。リグ上の簡易SWR計では送信時にメーターがほとんど振れなくなりました。
これは実際に飛びにも受信にも影響している様子です。
やはり、アンテナは少しでも高く、建物からは少しでも離すのが鉄則です。
しかし、0.8mmのエナメル線アンテナはバンド帯域がかなり狭いです。FT8用と割り切ってはいますが、それにしても狭く。
市販の多バンドなモービルホイップの方が帯域は広いかも知れません。それを考えると、あんなに短い短縮アンテナであれだけの帯域を稼いでいるのは凄い技術だなぁと。
ともかく、アンテナの改良とノイズ対策で、自宅の無線環境は随分と使える状態になってきました。
一つの問題をクリアすると、次の問題が浮かび上がってくる繰り返しです。当初は辛うじて使えていたとも思えます。
そして、ここまで費やしたお金は極僅かです。多くの材料はローカル局さんからのお裾分けでして。相当助けられてきました。
有難やありがたや。
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