FT8で時々デコードされない信号を見掛けます。
ワイドグラフ上では赤色の十分に強い信号なのですが、色々と調べたところ強過ぎてもデコード出来ないパターンがあるそうです。
他にも幾つかの信号を受信しているタイミングなので、その強い信号がどんな音なのか耳で区別できないのですが、見た目は汚れておらず時間軸も崩れておらず。
もう一つのパターンは、空いているバンドでその局しか信号を出していないのにデコード出来ない例です。
信号は黄色で十分にデコード出来そうな強さです。見た目も綺麗で音も歪が無く。なのにデコード出来ず。
他のノイズに被っているワケでも無く、どうしてデコード出来ないのか理由がサッパリ分からず。
空いているバンドで、耳ではトーンがほとんど確認出来ず、見た目も薄っすらとした信号なのにしっかりデコード出来ているパターンも多いのに。
色々と検索したところ、送信出力は大きめに設定し、トーン信号の大きさで送信出力を調整する方法が良いそうです。
特に過変調になると出力はMaxなものの歪だらけでトーン信号が崩れるパターンもあるそうで。この場合はスプリアスも多く含まれたり。
最近の自分はトーン信号の大きさで出力を調整するようにしています。
話がちょっと飛ぶのですが、80年代に高中正義が流行っていて、雑誌でも特集が組まれたり。
あの豊かな音色は、ハイパワーな高級アンプで小さめな音量で鳴らしているからだとの記事が。
確かにその方が音質的に余裕がありそうです。
FT8でも同じことが言えそうかなぁと。
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