尻切れトンボ

今朝も15mでFT8を楽しみました。
合衆国とメキシコと交信出来たのですが、一局だけ73を送り合う前に尻切れトンボになってしまい。
これは交信不成立と考えるべきかなぁと思っていたところ、相手の局からeQSLでカードが届きまして。
申し訳ないので、こちらからもカードを送ったのですが、FT8のソフトが自動生成したログではなく、手動でログを入力し。
アワード系のサイトでは手動入力らしき画面が見当たらず、断念。

朝8時からのスタートとなった本日の交信、やはりそこから一時間くらいは今朝も北米が開けていました。7:30くらいに起きれていたらもっと稼げたとは思います。
数日前は昼間の間ずっと南米の局が聴こえていたりでしたが、この二日間は全く聴こえずで。
コンディションの波は確かにありそうです。
あと、北米でも西海岸はよく繋がるのですが、東海岸はほとんど受信出来ずです。お日様が出ている時間と互いに重ならないのが原因だと思われます。やはり夏場じゃないと厳しいのかなと。

もちろん、アンテナ設備がしっかりしている局は余裕で交信出来るのかと思われます。
夕刻のヨーロッパ方面も、自分の環境で交信が可能なのは1時間程度でした。その時間の前後はほとんど受信も出来ずですが、しっかりしたアンテナ設備らしき日本の局は余裕で交信されている様子でして。
それも、自分が交信可能な一時間内に聴こえもしなかった国と交信されていて。
アンテナの違いはここら辺でハッキリ出てくる様子です。まぁ、仕方ないのですが。

あと、日本から北米が開ける時間帯というのは北米の夕刻になるので、現地では起きている人がほとんどでしょうし、時間帯としても余裕があるのだと思います。
日本からヨーロッパ方面が開ける時間帯というのはヨーロッパの早朝になるので、慌ただしい時間帯で無線どころじゃないのかも知れません。

話が飛びます。
6mのFMで時々ラグチューを楽しんでいる局長さんはタワーに強力なアンテナを立てられていたのですが、ここしばらく全く声が聴こえず。普段かなりアクティブな方だったのですが。
Twitterでも最近フォローしていたのでメッセージを送ってみたところ、アンテナが壊れて電波が出せなかったそうです。
数日前の強風でやられてしまったのかな。あの風は台風並みでしたから。

高いタワーに大きなアンテナを上げると、台風や落雷は恐ろしいものがあります。自分の様な小心者ですと生きた心地がしないだろうなぁと。
自宅のアンテナ環境は先日の強風で全く問題ありませんでした。特にダイポールアンテナのエレメントは0.5mmの細い針金で、風の影響はほとんど無い様子で。
仮に針金が切れてしまったとしても、復旧はとても楽です。脚立で手の届く高さですし。
以前暮らしていたマンションの屋上では、既製品のダイポールアンテナを立てていたのですが、大雪の日にマストがへし折れていました。ワイヤーに積もった雪で支えきれなくなった様です。

立派なタワーの上に大きなビームアンテナを立てている方は世の中に多いし、憧れでもあります。
ただ、中には強風でアンテナのエレメントが滅茶苦茶になったままのタワーもあったりです。それが何年も放置されていたり。
あれは見た目もちょっと怖いものがあります。どうやって修理するのだか。

以前の仕事で酪農方面に関わっていた時期がありました。仕事でよく訪れた牧場で働かれていた方はサラリーマン的な立場だったのですが、元々は別の牧場の経営者だったそうで。
趣味でアマチュア無線をされていたそうで、当時の牧場の建物の上には立派なアンテナを立てていたそうですが、落雷で火災が発生し全てを失ってしまったそうで。
恐ろしいことです。

そんなことを思い出すと、自分はこの程度のアンテナでやはり十分そうにも思えます。
何より気が楽で。

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