昨夜のこと、430MHzのFT8にて2エリア(静岡とかの中部方面)のコールサインが聴こえてきました。
移動局なのかな?と思いつつCQに応えると、一発で応答。
かなり小さなシグナルだったものの、短時間で交信終了。QSBもない周波数とタイミングに助かったかもです。
その後に相手局の住所を確認すると、静岡県御殿場市。
直線距離で100km。430MHzの経験上これまでで断トツの記録です。
まさか、ビームを富士山にぶつけて反射波でこっちに向けているのかな?と。
QRZ.comのProfileの英文を訳したところ、まさしくその通りでした。
そういった技があるとは聴いていましたが、こちら側もそれなりの設備でないと難しいと思っていました。
世の中には月面反射通信というのもあり、文字通り月に電波を打ち当てて、その反射波で通信するという技なのですが、流石にこれは双方とも月にビームを当てなければ難しいかと。
こちらのアンテナ設備は相当貧弱なので、こんな機会はかなり珍しく。相手からしたら、面白くて仕方ないのかもなぁとも。
シグナルレポートも意外なことに、こちらの信号の方が強かったらしく。
こちらのリグは430MHzでは20Wしか出せないFT-857DMでして、それで届いてしまうのも凄く。
恐らく、音声でのやり取りでは無理があったかと思います。
自宅でも430MHzであれば波長が短いのでビームアンテナを手回しで立てられるのですが、いかんせん開けている方向がほとんど無く。
いつかは移動運用で楽しんでみたいものです。
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