先日届いたゲルマニウムラジオのキットをやっと開封。
同封されていたクリスタルイヤホンというかセラミックイヤホン単体でも現在はそれなりの値段がするそうで、これだけ欲しいがために安いこのキットを入手される方も居るそうです。
ついでに制作してしまおうかと思ったのですが、コイルを巻くべき円筒形の何かが自宅で見つからず。
トイレットペーパーの芯でも良いそうですが、完成後の見た目を気にするともう少し何とかしたく。候補にしているのはメンソレータムのプラスチックケースでした。しかし、中身が僅かに残っていまして。
ただ、それらを使ったとしても小さなブレッドボードに対してコイルが大き過ぎでして。
だったら、同じ値のコイルを買ってくれば良いと閃き。手巻きのコイルは330μHが妥当な値だそうで。
検索したところ、見た目が米粒サイズの抵抗のような330μHが世の中には存在するそうで。それも10個入って100円程度。
だったら、それを使ってしまった方が手っ取り早く。
まぁ本来はコイルを手作りするのが意味あるキットなのですが。
当初の目標はカッターの刃と鉛筆と手巻きコイルで作る塹壕ラジオだったので、かなり楽をしてしまっているなぁと。ただ、残ったコイルの線材は塹壕ラジオに使えば良いかと。
セラミックイヤホンは使いまわせばよいだけで。
先日入手したNanoVNAはコイルの値も簡単に測れるそうなので、これも頼りになります。
あと、秋月さんでもゲルマニウムラジオのキットが発売されていました。
観てみると部品点数がちょっと多いようです。プリント基板も同封で。数年前までは五百円未満だったそうですが、それなりに値上がりしていました。やはり、セラミックイヤホンが値上がりした為なのか。
個人的には改造ベースにしたいので、プリント基板よりはブレッドボードの方が都合よく。
あと、完成後にセラミックイヤホンで十分に感度が取れたなら、電解コンデンサーで直流成分を取り出しトランジスターを駆動させてスピーカーを鳴らす方法もあるそうです。こうなるとボリュームも必要ですが。
あくまでも電池無しでどこまで行けるかです。
ちなみに、選局に使うバリコンが単体で販売されていないか確認したところ、秋月さんでは半固定のタイプしか見つからずでした。他の店舗ではAM帯FM帯SW帯に対応した3バンド仕様の小型なバリコンも販売されていたのですが、これは面白そうなものの25個入りで2500円でした。こんなに沢山いりません。
ともかく、色々と楽しみになってきました。
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