久し振りのHAM

既に日付が変わってしまいましたが、本日は久し振りに無線機の電源を入れてみました。
太陽フレアの活動がしばらく前にあったそうで、電波障害が発生する予想が前日から話題になっていまして。
GPS等も精度が落ちる危険性とのことで。

無線の世界では磁気嵐と呼ばれたりする現象なのですが、異常伝搬が期待出来るタイミングです。
FMラジオでも本来届かない遠くの局が聴こえてきたりする、Eスポと呼ばれる現象です。
遠くの局が聴こえるというとメリットもありそうですが、近い周波数の局と混信してしまうリスクもあったりで。

アマチュア無線の場合は混信を避ける運用なので、遠くの局が受信できるというのはなかなか面白く。
試しに21MHz帯を受信してみたところ、北海道の局が受信出来ました。Sメーターはほとんど振れていなかったものの、十分に認識できる音声でした。
続けて50MHzを受信してみると、毎度のOさんの声がフルスケールで。
毎度といっても、一年に一度程度しか送信しない自分にとっての毎度でして。普通に言ったら「お久しぶり」です。

他の局からの返信が無かったので、呼びかけてみました。
やはり「お久しぶり」の挨拶から始まり、近況報告。
Oさんの声は、学生時代からの友人なNさんとそっくりでして、それだけでも親近感があったりでして。
自分の様なサブマリン現象的なHAMとは大違いで、Oさんは無線の最新動向も豊富で。

一時間ほどのラグチューとなりました。途中、ピーター・バラカンの話題でちょっと盛り上がったり。
数日前にバラカンさんからSNSで返信を頂けたばかりだったので、偶然にしても面白かったです。
自分のTwitterのアカウントを最後に伝えたところ、直ぐにフォローも頂けまして。
Oさんとは面識が無いものの、かれこれ十年来のお付き合いで、直ぐにフォローバック。

結局のところ異常伝搬も何も関係なく、一年ぶりのお空の再開でした。
自宅の現状のアンテナはベランダから伸ばしたモービルホイップ。5つのバンドを送受信出来るものの、感度は低く。
他にもアンテナは持っているので、近日中にもう少しまともな状況に戻したいところです。
せめて、21MHzと50MHzくらいはフルサイズのダイポールにしたく。
マンションの管理組合に目立たない様に細いワイヤで。

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