私人

公人と私人について、以前にいろいろと考えたことがありました。
昨夜のニュース記事で、NY司法試験合格者一覧に小室氏の名前が無かったと。
ニュースソースはスポーツ新聞系でしたので、質よりも速さを優先しているのかもと一晩待ってみました。
しかし、共同通信も同様の発表を先程行い。
まぁ、一覧に名前がないから不合格とは言い切れないそうなのですが、普通であれば不合格かと。
大学受験の様に定員制ではないのでしょうし。

ニュースのコメント欄も大賑わいでした。
これまで悪評が続いていた方ですし、やはり批判的な内容が多かった感です。
中には「既に私人なのだからそってして」というのもありました。
この意見に賛同したいところなのですけれど、私人といえども解決していない問題が多過ぎで。会見で回答されていましたが、ほとんどの国民が納得出来たと思えずです。
NYの生活は家賃も物価も高く、かなり大変な生活になるのかと。ただ、奥さんの美術館勤務も予定されているそうで、その年収は悪くない様子なので、当面は何とかなるのかな。
自分が二十年前にマンハッタンを旅した際、割引の使えたかなり安めのホテルでも一泊百ドル以上しました。部屋もボロくシャワーの湯量も不十分でした。現在ですと倍くらいはしそうです。
安い店しか使わなかったのもありますが、食事も不味く。屋台のホットドッグの方が余程美味しかったです。文化面だけは評価出来る街な印象というか。

元公人でも、綺麗に私人になり、その後はメディアにほとんど登場しなくなった方も世の中には多く。
ほとんどは芸能人でした。山口百恵さんや原節子さんや。
スキャンダルで消えた人でも、その後を追い掛けられる人は案外少なく。

皇室出身者の中には、私人となった後に大変な人生を送られた方も居た記憶です。
街中でサンドイッチマンをされていた方も居た様な。
そんな中、品位を保つための資金提供を受けられる立場というのは、どんなものなのか。
そもそも、彼に品位などあったのか。

しかし、元皇室が日本を離れ共働きというのは新しい時代だとも思えます。
司法試験の機会は年に幾度かあるそうなので、次回は頑張ってほしいものです。
普通に日本の大企業に潜り込んだ方が良かったのではとも思えたり。実際、自分も大きな会社でお世話になっていた頃、同期の中で本社に来れたのは優秀な奴が多かったです。しかし、何故こいつがココに居るんだ?と思えるようなのも。
国会議員、大銀行や国鉄の重役クラスのお子さんやお孫さん、そんなのが多かったです。イザって時の火消し役に期待されていた様子で。(独特な声の元首相のお孫さんはちょっと面白い奴でしたが)

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