結露

昨日の朝は自宅の窓という窓が結露し、久し振りに雑巾で拭き取り作業を。
その後は窓を開けて数時間換気を。
冬が近付いてきたんだなぁと。

昨夜は更に冷え込んでいたので、結露も更に酷いのかな?と確認したところ、そうでもなく。
少し考えてみたのですが、子供の頃に習った飽和水蒸気量で理由が見えた感です。

昨日は急に寒くなったので朝まで窓を閉めたままでした。
それまで室内に溜まっていた空気が一気に冷えて、空気内の水分が逃げ場を失ったんだろうなぁと。
その後の換気で外気が入り込み、湿度の高かった空気も逃げたと思われます。
そのお陰で、今朝は大して結露しなかったんだろうと。

昨日は窓に限らずアルミサッシもかなりの結露で、垂れた水によりその周りの木枠までかなり濡れていました。
これを長年放置しておくと、木枠も腐ってしまい。
これが恐ろしく、拭き取り作業はなるべくマメに実施しています。
ともかく、今更ながら結露しやすい条件も理解したつもりなので、今後に役立てたいなと。
子供の頃に習った科学の知識って、案外役に立つもので。

そのうち、DIYで二重窓にしてみたいと思っています。
しかし、自宅の窓の作りは少々複雑で。
居間の窓はドアクローザーがかなり出っ張っていて、そのままでは二重窓化が難しく。
寝室の窓も出っ張りがあるのですが、それよりも面倒なのが部屋の角周りがFIXのガラスで覆われていて。上手く表現できないのですが、二面のガラスが枠も無く接合している構造で。
この内側に窓を更に設置するのは何らかの工夫が必要で。

だったら、元々ある窓枠ごと交換してしまえば話が早いとは思います。
しかし、集合住宅では管理組合の同意も無く、外装部分を勝手に交換出来ずでして。
仮に許可を得たとしても、幾ら掛かるんだか見当がつきません。
数十万は掛かりそうです。

まぁ、物は考えようです。
換気が出来るお陰か、ここ数年大きな風邪もひいていません。
北海道で暮らしていた学生時代は官舎の作りが古く、結露の結果窓枠が凍り付いて換気が難しかったことも。
映画「アポロ13」ではバッテリーのトラブルで電力消費を最低限に抑える必要が。暖房を使えなくなった船内で宇宙服に身を包んだパイロット達のヘルメットは、ガラス面が酷い結露で。
換気が出来る環境は、案外幸せなのかも知れず。

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