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愛媛の事件

愛媛で三人が殺害された事件、またしても被害妄想な方による犯行だったらしく。
数年前に淡路島で五人が殺害された事件と流れは一緒で。
メンタルに問題を抱えて被害妄想、その後に見当違いな相手を加害者扱いして殺害という流れ。その間には十分に危険な予兆があったのに、行政も警察も形式的な対応しか取れず。

近年、そんな事件が多過ぎです。幾つもの煽り運転で捕まった犯人も「つけまわされている」との被害妄想だったりで。
本当に悪事を働いている相手であれば成敗したら情状酌量の余地もありそうなのですが、それよりもメンタルに問題を抱えて罪もない人を傷つける犯人の方が軽い刑というのは、何とも矛盾で。
江戸時代の仇討ちは、罪にならなかった例もあるようですし、気がふれて何しでかすか分からない人への対応も現代より迅速だったかもしれず。世の中複雑になりすぎたのか。

SNS上で被害妄想を抱える方の見分けはつきやすく、電磁波攻撃といった独特のキーワードを使いがちで。
攻撃を疑う相手への根拠も示しているのですが、普通の人にはその接点が理解不能というか、思い込みでしかなく。

被害妄想から被害に遭っている方の意見もSNS上で稀に。疑われてしまった方は、執拗な嫌がらせを受けてしまいがちで、簡単には解放されない傾向でした。
被害妄想側も警察に訴えに行くことは多いそうなのですが、説明が支離滅裂で途中から相手にされなくなるパターンが多いそうです。対して、被害妄想から被害に遭っている人は論理的な説明が出来ているので相手にはされるのですが、その場しのぎな対応がほとんどらしく。
「次に大きな事件があれば対応する」的な状況が続くそうで。冒頭の二つの事件は最悪の「次」という結果で。

家族が対応した残念な事件もあったりです。
元農水事務次官長男殺害事件」は次に何しでかすか分からない息子を親が殺めた事件で。周りに被害が及ぶ前に親が罪を背負い。
長女10年監禁死事件」は統合失調症の娘を監禁し続けた結果死に至った事件。家族として周りに迷惑を掛けたくない思いはあったのかと。最近判決が出た事件でして、ニュースのコメント欄では親が責められる意見が多かったです。
精神に問題があったとしても、攻撃性が乏しかったらこうならなかったのかと思います。後者の事件を検索したところ、昔は精神病院やそれに類する施設が無かったそうで、こういった障害を抱えた人は親が責任持って監禁する必要があり、逆にそれが出来ていないと罰せられたりも。
現代は核家族化も進み、家族の目が行き届かない場面で事件化してしまったり、家族の絆が薄く見放されてしまう例も。

最近、そういった障害者を見掛けなくなった気もします。見掛けるにしても攻撃性の無い方がほとんどで。
子供の頃はそれなりに見掛ました。思い出したのですが、毎日のようにデコチャリで爆走する年上らしき若者が。引っ越し先で遭遇したので、どうしてそうなったのか友人に聞いてみると、幼少期に高熱で脳に障害が残ったらしく。過去には彼をからかった子供が包丁を振り回し追いかけられた事件もあったそうです。
ご兄弟は学業優秀で、立派な大学に進んでいたとも聴いています。幼少期の不幸が無ければ色々と違ったんだろうなぁと。

次に大きな事件を起こさなければ具体的な対応が取れない警察や自治体が実際に多いそうで。人権が絡んでいたり、法律で減刑されやすい傾向が、後手々々な対応に拍車をかけているらしく。
こうなると、法律自体が変わらないと同様の事件が今後も続くばかりかと。

被害妄想の中でも、加害者扱いされるのは某宗教団体が圧倒的に多そうです。ストーカーの集団扱いだそうで。
しかし、加害者扱いされるのが個人や家族だった場合、今回の様な事件に繋がってしまう様で。
加害者扱いの明確な対象が無いパターンは通りすがりの人を襲うことも。
その宗教団体を擁護するつもりはありませんが、被害妄想からの誤解や恨みを一手に引き受けている様な状況で結果的に均衡も保たれてい様子で。この団体がもし存在しなかったら、どんな団体が次に疑われたのだか。

ちょっとタブーな話題ですので、公開すべきか数日迷えた記事でした。
こういった記事を綴ると、炎上する危険があるのも分かっているので、短期間で消すかも知れません。
被害妄想の方が本気でそう信じているのも分かっているのですが、ほとんどの場合は通院を極端に拒む傾向らしく。自然治癒はほとんど望めないのに。
その辺の垣根というか敷居というかが変わるだけでも、流れも結果も大きく変わるのかなぁと。
認知症の一部の方もそうなのですが、他人を疑う前に自分を疑うスタンスがあるだけで周囲の理解も得やすく、助けてくれる人も嫌な思いせずに済み。

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