自宅最寄りの駅は新柴又なのですが、自分は何年もこの駅自体利用していません。
北総線の運賃が高過ぎるし、都心に出るには隣駅と僅か一区間が北総線の別料金でアホらしく。柴又に引っ越してきた当初は何年も務めた会社が定期代を出してくれたので利用していたのですが。
駅自体はそんなに古くないものの周りが単なる住宅街に近く、商店街らしきものも存在せず。ただ、駅にはスーパーマーケットが併設されていて、ここの生鮮食品がそこそこ安く時々利用しています。
このスーパーは数年前まで24時間営業でしたので、案外重宝する存在でした。
駅前ロータリーにはタクシー乗り場やバス停があり、その隅っこにはコンビニがあり。そして、焼き鳥屋の小さな屋台があり。
このコンビニは自宅最寄りでもあり、深夜でも利用する機会はあり。
そして、焼き鳥屋の屋台もずっと気になる存在でした。
営業さえしていれば、誰かしらお客さんが幸せそうに串の肉を喰らっていて。意外にも若いお客さんが多かったりで。
しかし、コロナの自粛期間は屋台が畳まれたままでした。
何ヶ月も営業していなかった記憶です。(全く営業していなかったのかは不明ですが)
屋台はそのまま昼も夜も残っていたので、この先どうなるのかな?と気になる存在で。
緊急事態宣言が明けた今月初旬から、屋台は再開していました。
これが結構なお客さんの数で。やはり若者が多く、やはり皆幸せそうで、会話も弾んでいる様子です。
ちょっと空いているタイミングで自分も頂いてみようかな?と思ったものの、コンビニへ寄るタイミングではいつも賑わっていて。
焼き鳥は一本百円からで良心的な値付けです。そして、最近気付いたのですがお酒は販売していないっぽい屋台で。
お客さんのほとんどは、隣のコンビニかスーパーで缶ビールとかを購入している様子です。
なんじゃこりゃ。
だいたい、お酒を提供するお店というのは、手間のかからないドリンク類で儲けているのが普通で。
全く真逆のことをやっているお店です。
お酒に限らず、ワンドリンクを必須とする飲食店も少なくありませんし。
軽く検索したところ、あの「黒かどや」さんも紹介されていた屋台でした。
黒かどやさんのTwitterアカウントは毒舌で有名でもあるのですが、評価すべき何かについてはしっかり褒めていて。単なるアンチではない視点の持ち主でして。
新柴又も柴又も葛飾区に属して一応二十三区内ではありますが、何故にこんなマイナーな地域の小さな屋台を知っているのか?
ちょっと考えたら分かったのですが、駅の反対側には大越飲料という昔ながらのラムネを製造する小さな工場があり。
このラムネについては「(黒)かどや」さんも店舗で扱う飲料でして。
何かの機会に大越さんの工場へ来たついでに気付かれたのかな?
それにしても、夕刻以降しか営業していない小さな屋台でして。滅多に訪れる場所では無いでしょうし、タイミングが良かったとしても一発でよく見抜いたなぁと。
ぼんくらな自分なんて、そこに至るまで何年も掛かっています。
コロナの自粛期間は営業していなかった新柴又駅前の焼き鳥屋さんな屋台。
解除後は営業されているのですが、若者の利用が案外多い人気店です。
かなりマイナーな場所なのですが、あの黒かどやさんも存じていたとは。駅の反対側にラムネ屋さんがあるからなのかな。https://t.co/FxwJMpBnM2— SUKIYAKI (@SUKIYAKI) October 11, 2021
屋台については、近いうちにお酒持参で伺うつもりです。
「かどや」さんについても、せめて一度は伺ってみたく。
新柴又にはもう一店風変わりな飲食店が存在していまして。看板も出していないお店で、これがかなり良心的な値付けで。(先程確認したところ、小さな看板は出すようになった様子)
柴又駅周辺は帝釈天のビッグネームや「寅さん」関連もあり、小さな観光地なのですけれど、観光客向けな値付けが基本的に多く。
それに対して色々と正反対な新柴又駅周辺は観光目当ての人などほとんどおらず。
そんな中で目立たなくとも頑張っているお店、素敵だと思います。
案外凄いな、新柴又。
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