見えない壁

東京の一人暮らし未婚男女の間に立ちふさがる「見えない万里の長城」という壁』という記事に目が留まる。
記事に掲載された写真は美女の背景に柴又駅でして。どんな壁なのかと。

記事を要約すると、お金持ちの独身女性は港区や世田谷区といった家賃の高い地域に多く、貧乏な独身男性は江戸川区や葛飾区といった家賃の安い地域に多いから、男女の出逢いの機会が少ないといった内容でした。
他にも、低年収の男性ほど、高年収の女性ほどそれぞれ未婚率が高いそうで。
なるほどなぁとは思えました。

逆説的には女性が江戸川区や葛飾区で暮らしたらモテる可能性も上がると思われます。
あと、記事では家賃ベースでの比較をしていますが、持ち家ベースでは別の意味も持ちそうです。
購入可能な家というのは現実面でけっこうシビアです。生涯賃貸生活ですと、収入や貯蓄の限られた老後は生活面で苦労しそうです。
その辺、家賃の安い地域は販売されている家も安く。高い家賃な地域で生涯暮らすよりも、安い家を買った方が得策とも思えるのですが。
中には背伸びして家賃の高い地域で暮らす人も少なくないかと。しかし、それでは貯蓄が増え難いかと。

自分は恐らくこの先も独身のままだろうと四十代で悟り、一人暮らしに十分な間取りの中古マンションを10年ローンで購入しています。一般的な定年退職前に完済出来るので、その後は楽も出来そうです。
子育てが終えた夫婦が突然離婚してしまい、残った広い家の処分に困る例もあったりで。慰謝料として女性が家を貰える例も少なくないのですが、持て余し気味で。
ちなみに、柴又周辺は緑も多く、ちょっとした観光地でもあり、週末を地元で過ごすには飽きの来ない地域でもあります。これは老後の楽しみでもあり。

しかし、表紙の写真は何が言いたかったんだろう。
葛飾区の象徴でもある柴又に美女が居ないワケでは無いのになぁ。

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