Twitterで流れえきた映像に驚きました。
フィラデルフィアの街の一角。前屈みでぼんやり立つのはおそらくヘロインによる作用。アメリカで働き始めてから、いかに麻薬がこの社会に浸透しているか痛感しました。過剰摂取でぎりぎり助かった人、麻薬関連の感染症などたくさん診ます。
pic.twitter.com/1FQvp6vM6R— 安川康介@米国内科専門医 (@kosuke_yasukawa) September 6, 2021
フィラデルフィアのケンジントン地域の映像だそうですが、街の路上にはドラッグで壊れかけている若者だらけ。
この崩れた姿はもはや人でも動物でも無い感でして。
これがまたリアルタイムの合衆国の風景というのも驚きで。
どの町もこんな感じなワケでは無いのでしょうけれど、ドラッグ社会の成れの果てとでもいうか。
だいたい、フィラデルフィアが何処にあるのか自分はよく分かっておりませんでした。東海岸の何処かくらいで。
地図で確認したところ、NYCとワシントンDCの間くらいでした。
フィラデルフィアときたら映画ロッキーの街のイメージです。検索したところB級ホラー「人食いアメーバーの恐怖」の撮影地でもあるそうで。
あの映画より、現状の街の方がよほど恐ろしいと思えるのですが。
二十数年前にロサンジェルスの空港近くでレンタカーを借りたことがありました。
その際に道を誤って不気味なエリアに入ってしまい。早くそこから抜け出したかったのですが、地図を観る余裕が無く。
というのも、10分ほど怪しい車に付け回されてしまい。
ヘッドライトも無いボロボロのシビックが着いてきたのですが、最初は気のせいかと思っていたら曲がる角、曲がる角で着いてきてしまい。
結局長い直線で振り切れたものの、合衆国上陸当初から何だか怖い思いをした感です。
日本でも治安の悪いエリアというのが幾つかあるそうですけれど、海外のそれに比べたら実に安全なもので。
合衆国たるもの、世界の警察的な存在でもあるワケですが、他の国にちょっかいを出す前に、まずは自分の国の中からまともにすべきだと思えた今回の動画でした。
追記:
上記の動画がリンク切れになったため、以下に埋め込みました。
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