アフガニスタンが現在大変な状況らしく。
米軍の撤退と同時進行でタリバンが勢力を増しているそうで。
アメリカの同時多発テロ辺りから、あの地域が報復の犠牲になってしまったのかな。
中東情勢もあまり詳しくなく、タリバンとアルカイダとISISの違いが既によく分からなくなっていまして。
恐らく、この三つの違いを上手く説明出来る人は多くないと思いますが。
Twitterで”Kabul Airport”を検索すると、ともかく凄まじく。
映画「キリングフィールド」の脱出場面がリアルタイムで再現されています。
どれだけのドラマが今生まれているのか。
イスラム教もキリスト教も仏教も、それぞれ分派があるそうで。それぞれ元は同じだったハズなのですが。
これが、解釈がちょっと違うだけで求める生活様式さえかなり異なる様子。
信仰者にとっては「あれと一緒にするな」なのでしょうけれど。
バド・パウエルの曲で「異教徒たちの踊り」というのがありまして。
日本ですと、異教徒という感覚がそもそも薄いと思うんです。神道も仏教もキリスト教も何でもありで、他の教徒を否定することも無く上手く認め合っている感でして。
自分は八百万の神々な神道が肌に合っている感です。そもそも唯一神では無いですし、隣人同士の助け合いが推奨されていて。
それも強制ではなく、ちょっと助けてもらったら、ちょっとお返しするって感覚が実生活にも役立っていて。
漠然とした「隣人を愛せ」より、「どうやって」の部分でもっと単純で実践的かなぁと。
都心暮らしの頃、地元の小さな神社のお手伝いをしてから、その辺のことを少し意識しています。
日本の場合、仏教と神道が一緒だった時代もありました。
日本の場合、自然災害は大昔から続いていて、お寺や神社が建つ場所は安全な避難場所でもあったり。
海外の視点からすると、キリスト教の立派な建物は攻撃対象から外されたりだそうです。東京大空襲でも、御茶ノ水の一角が狙われなかったのは「ニコライ堂があったから」との意見も。
明治維新以前は宗教弾圧もあったそうですが、以降の近代化で宗教の自由を認めたのはかなり画期的だったのかもと思えるこの頃です。
コメント