最近のニュースで思ったことのメモです。
先ずは東京五輪。
昨夜の時点で四度目の緊急事態宣言が決まったそうです。
五輪の開催期間と重なる様子ですが、福島の事故どころかコロナさえ克服出来ていない状況で、安全安心も何もあったもんじゃないよなぁと。
後者については日本に限った問題だと思っていませんが、これは何処の国が開催するにしても無理がありそうです。
アスリートの皆さんは血気盛んな若者が多いでしょうし、選手村内でジッとしているのは無理があると思います。お祭りで集まっているのですから。
世界中の変種ウイルスが集合する機会とも考えられますし、五輪後に帰国した関係者達がそれをばら撒く危険も十分あり得ます。
そうなってしまった場合、誰が責任をとるのだか。
まぁ皆さん似たような不安を感じているとは思います。
開催まで既に一ヶ月を切りました。今更「中止」とは日を追うごとに難しい状況に陥るのでしょうね。
首相の答弁を観ていても、既に魂の抜け殻の様な表情。ハズレくじを引かされた気の毒な方にも思えます。
どうなってしまうのだか。
もう一つは熱海の土砂崩れ。
連日のニュースで、メガソーラーについても触れられるようになってきました。
ヘリで撮った上空映像からは、メガソーラーに沿った道にクラックが広がっていました。崩れた斜面寄りの道です。
クラックを塞げば済むというレベルでは無さそうに思えます。
崩れた斜面のずっと下の方では、救助隊の救出作業が続いていて、二次災害に巻き込まれないか心配です。
アメリカの同時多発テロでもそうでしたが、旅客機が突入した貿易センタービルでもその後にビルが崩壊し、犠牲者の中には多くの救助隊の方が含まれていたそうです。
二次災害に巻き込まれるかもしれない状況で救助に向かうというルール、職務とはいえ残酷に思えます。
最悪のパターンを考慮して、もう少し様子を見てからでは駄目なのでしょうか。
生存者の72時間ルールみたいなのがあるそうですが、犠牲者を増やしてまでの救助というのは本末転倒とも思えます。
話を戻します。
緊急事態宣言とかまん延防止とか、こうも繰り返されてしまうと、妙な場慣れで説得力を失ってしまった感です。
要請を真に受けて潰れてしまう店舗とか会社とか実際にあるでしょうし、戦後の混乱期に似たものを感じます。
ヤミ米に手出ししなかった糞真面目な人が餓死してしまうようなもので。
上手く生きて行こうとしたら、というより生き抜こうとしたら、上から言われた通りでは無理があったりです。
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