木曜と金曜は更地に穴を掘る作業が続きました。
コンクリート製の杭を打つ為に必要な事前作業になるのですが、これが相当な本数。
初日は三時間ほどの作業でしたが、既に全身がクタクタ。
職場の先輩は自分の三倍ほどのスピードで穴掘りを進めていました。慣れや筋力が全く異なる様子。
全身に筋肉痛や関節痛が残る中、朝から二日目の作業に取り掛かりました。
前日は二人だけの作業だったものの、二日目は倍以上の人数。穴掘りを担当したのは自分と別の先輩の二人。
やはり、自分の作業は遅く、既に力も入らず。
それでも何とか午前中くらいには穴掘りが完了。
その後は軽作業が続いたものの、自分の動作は既にヨレヨレ。
まるでヨボヨボのお爺さんの姿だと指摘され。御尤もです。
「全身ヘッポコですみません」の一言には「見りゃわかるヨ」と。
あまりのヘッポコ具合に、自分でも笑えてしまう始末。
ともかく、音を上げずに続けるのみ。ダメダメながらも続けることは重要で。
如何に笑いの種に持って行けるかも重要で。
北海道で暮らしていた高校生時代、受験勉強の効率が落ちてきたら外で雪かきを散々して、徹底的に身体をこき使った後の煙草が妙に美味しく。
「自分は肉体労働に向いていない」と悟って勉強に戻ると、効率は上がっていたなぁと。
雪かきはせいぜい三十分程度だったものの、けっこう身体に堪えていました。それに似た作業を五十代の身体で数時間続けるのは、なかなか酷です。
慣れるまでは仕方ないと思うように。
土曜日の本日(既に日付は変りましたが)は朝から更なる全身筋肉痛と関節痛。
バファリンを呑んで暫く経つと痛みも随分と和らぎ。しかし、こんなモノに頼り続けていたらそのうち効かなくなるだろうし、身体に別の問題が生じるかもで。
戦後暫くまで許されていた覚せい剤の類は、こういったタイミングで必要とされたんだろうなぁとか思いつつ。バファリンは痛み止めでしかないのですが、薬というのはイザって時に効かす為にも常用は避けるべきとも思えています。
午後からは嘗ての職場の同僚だった女性と久し振りの食事会の予定でした。
午前中に訪れた隣駅のいつもの床屋さんはラーメン二郎並みの行列。こんなのは初めてで。結果的に中途半端な時刻に散髪は終わりまして。
いつもですと、その後に自宅で白髪染めをする習慣で、今回もその予定だったものの時間が足りず。
全くズボラな服装に白髪だらけの頭のまま、嘗ての同僚と久し振りのデートへ。
半年ぶりくらいになるでしょうか。
ともかく、このコロナ禍で無事に元気な姿で安心しました。
自分のヘッポコ具合については、良い笑い話に使わせてもらいました。
嘗ての同僚の女性もコロナ禍前に体調を崩したり、模範的市民な旦那さんも単身赴任で大変そうで。
自分よりも一回りほど若い夫婦、自分より幸せになってほしく。
駅の改札でお別れし、帰宅後に白髪染め。
風呂場へ入る前の脱衣所で下着から何から洗濯機に放り込み、洗面所の大き目なガラスで我が姿を確認したところ、腕周りの筋肉が発達していました。
試しにガッツポーズで力コブを作ってみたところ、これまでに無い山が。
しかし、下腹部は相変わらず凸り気味。
若い頃とは何かが違う様です。
(初稿で誤字脱字がかなり酷かったので修整しました)
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