コロナ禍で自殺者が増えているとのニュース記事を数日前に観掛けました。
その記事へのコメントが生々しく。
自分より少し若い、いわゆる氷河期世代の方々の苦労が半端無いようです。
そもそも正社員になれなかったり、やっとなれたのにコロナ禍で旦那さんがリストラ。そのご家族は小学生の子供さんを何人か抱えていて奥さんは契約社員。奥さんは他に掛け持ち出来そうなアルバイトを探しているそうなのですが、なかなか採用してもらえないそうです。
使える資格も所有しているらしい奥さん、実務経験が無いらしく、せっかく取得した難しい資格も活かされていないらしく。
それが地方在住ならまだ分かるのですが、都内在住だそうで。
自分が結婚しなかった理由の一つは、安定して家族を養える環境が揃わなかった点にもありました。
自分の世代ですと専業主婦も多く、旦那さんの稼ぎだけが頼りという考え方は例外的でなく。家族にひもじい思いをさせる様な結婚は避けたかったです。
仮に共働きになったとしても、奥さんの出産時期は片輪走行が求められるでしょうし。
そもそも結婚が義務だとは思っていない自分でしたし、「自分のことだけを考えれば良い」気楽さに逃げてしまっていた部分はあったとも思えます。
仮に結婚していたら、当時の無茶な仕事環境から離れることも出来ず、身体を壊していたのかも知れず。
中には潰れてしまった会社もありました。
自分としては、結果的に独身のままで良かったと思っています。
特に上記のご家族のパターンは誰でも陥る危険性があって。自分が結婚していたら同じ思いをしていたのかも知れず。
大企業とか一流企業で働いていたとしても、業種によってはこの機会に大リストラはあり得ますし。航空業界などは現在特に酷い状況で。
あと、リストラには至らないもののボーナスが大幅カットという方も多いようです。
ボーナスを頼りに家のローンを組まれた方も大変だと思います。貰えて当然のボーナスでは無く。
自分もこの家のローンを組む場面で、ボーナス併用も考えていました。ただ、過去の転職歴とか無職期間を思い出すと「ボーナスはあてにすべきじゃない」となりまして。
「頭金をしっかり積んで、家賃並み以下の月々の返済を十年で」な選択になりました。
実際、購入後この通り無職期間が長引いてしまったので、この選択も助かった感です。購入時には勤続七年くらいで、仕事も立場も安定していて自分から辞めるつもりは無かったものの、会社が吸収されてしまい。
逆に新卒からずっと転職も無く上手くレールに乗っていた人ほど、今回のコロナの打撃は計り知れないものがありそうです。
最悪の場面、本人の努力や実績に関係無くリストラされてしまうものですから。
以前に働いていた国際空港は、地域住民の大きな雇用の受け皿でもありました。ご夫婦揃って空港関連の仕事に就いているパターンも多く。馴れ初めが近くの職場だったからというパターンも多かったかと。
都心から電車で一時間以上掛かる空港、仕事が無くなって東京で仕事を見付けるという選択もありそうです。ただ、上記の例の様に東京でも仕事は少なく。
話が長くなってしまいますが、現在の東京の求人状況についてです。
自分は職業安定所の求人検索をずっと利用してきています。過去のほとんどの再就職は職安経由でした。
自宅のパソコンからも検索できるようになって、かなり助かっています。
そんな中、コロナ禍以降の求人はどうかというと「かなり酷い」状況です。求人の件数自体はそれなりにあるのですが、同じ会社が似たような案件を多重に登録している様な状況で。まぁこれは以前からなのですけれど、その隙間に埋もれている優良そうな求人がグッと減ってしまった感です。
特に自分が経験していた一部の技術系の仕事はひと月に一件も見付からなく。それまでは週に数件程度存在していた記憶です。
これでは、未経験の業種に応募するしか無いなぁと思える状況でした。
今回縁のあった仕事については、公共発注の割合も高そうで景気の影響は比較的少ないかなぁと思っています。
この歳で専門外の未経験をよく雇ってくれたなぁという思いです。
またしても入ってみないと分からない部分は多々ありますが、貯金を溶かす日々はあと一年持たなかったハズです。
ちょっと救いようのない記事になってしまった感です。
ともかく、職歴に関係無く少しでも興味がわいた求人であれば先ずは応募が基本かと思います。
「書類選考で落とされるのは当たり前」くらいの気持ちじゃないとやってられません。
自分の場合、応募書類は電子メールにPDF添付がほとんどでした。時間もお金も手間も掛からないからです。職安の紹介状は面接時に用意する旨で。
運良く面接に漕ぎ付けたら、ともかくありのまま前向きな対応で。コイツは何故にこんなに元気なんだ?と思われるくらい。
あと、書類選考無しで面接時に履歴書を持参というのもありました。
嘗て利用した婚活サービスもそうなのですが、条件を変えない限りほぼ結ばれない理想の縁はあると思います。
例えば年収800万円以上の男性を求める女性は、それなりの何かが必要でしょうし、相手は僅かに存在するもののアタックしてくるライバルは桁違いに多いでしょうし。
例えとして次元が異なりますが、同じようなものかと思っています。
コメント
2019年の夏に前職を退職した時は、まさか世の中がこんなコロナ禍に陥るとは予想だにしていなかったので、その直前にSUKIYAKI氏との僥倖が果たせて、無事再就職出来たのも、今から見ればあり得ない幸運というほかない。
K地が導いてくれたのだろうか?
それはそうと、非モテ男子の俺が妻帯してSUKIYAKI氏が独身というのも、不思議なものを感じずにはいられない。
新しい職場が上手くいくことを祈念しております。
リーマンショックの時は前年に転職が上手く行っていたので救われた感で。景気対策に公共系からの受注も多く逆に儲かったり。
今回の仕事探しはなかなか難儀でした。コロナが落ち着くのはいつになるか何て誰にも分からないでしょうし。
結婚については最初の仕事の頃にそれなりの縁はあったんだよなぁと後から気付いたりです。ただ当時は忙し過ぎて、同期も晩婚が多く。
同世代の友人も、いまお子さんが育ち盛りだとさぞや大変だろうなぁと。
身の回りを観ていて思うのですが、学生時代から顔見知りだった方との結婚は上手く行っているパターンが多い感です。色々とバランスが良いのかなぁとか、元々分かり合えている期間が長かったとか。
自分の場合は幼少期の貧乏も少しは影響していそうです。親の離婚や再婚も結婚を慎重にさせてしまった一面がありそうで。
まぁ自分で決めたことですし、今は肩の荷の軽さで逆に助かっているのかもと思っていたりです。
落ち着いたらまた飲みましょう。