あゝひめゆりの塔

昨日のこと、たまたま観た映画「あゝひめゆりの塔」。
邦画のBig Nameな作品ですが、ちゃんと観たのはこれが初めてで。
結末がどうなるのかは存じていたものの、なかなか観応えのある作品でした。

ただただ悲惨な結末に近付くだけでは無かったのが救いというか。
戦火の中を逃げまどい、防空壕では自分達より傷付いた兵士の看護に励み。
そんな渦に呑み込まれる前までは真っ白なシャツに負けないくらい麗しき乙女達。
しかし、汚れた顔に気付く間もなく。

結末の少し前辺りに、川で水浴びをする乙女達の場面がありました。
皆、何とも幸せそうで。
完全な無防備、そこへ敵機襲来。

作品の撮影は現代の大女優がまだうら若き世代。自分の生まれた年に公開されたらしく。
この時からずば抜けて美しかったんだなぁと。
そんな場面も含めて、色々と考えさせられる作品でした。

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