数日前に見掛けたニュース記事で「ロシアの動物園で11歳少年がクマに襲われる」というのがありました。
何でも、少年は女の子達の前でカッコつけて自分から檻の中に入ったそうで。
その件で熊の生態について検索してみたところ、ちょっと面白い話題に出逢えました。
「ロシア語では熊を表す固有の単語がない。これは名前を呼ぶと熊を呼び寄せてしまうという迷信から、使われないまま忘れ去られてしまったからとされている」だそうです。(Wikipediaより抜粋)
禁句を意識した結果、言葉自体が忘れられるなんて本当にあるのか分かりませんが、あったとしたらどれだけの年月が必要なのでしょうね。
以前の職場でも妙な迷信がありました。クレーマーでは無いのですが、そのお客さんから質問の電話を受けると軽く一時間以上は拘束されてしまい。それも毎度同じような質問で、マニュアル通りに使えば分かることなのに。
「最近、〇〇さんから連絡ありませんねぇ」と話題に出すのは禁句でした。そのしばらく後にけっこうな確率で本当に電話があったりしまして。なので「その名前出しちゃ駄目!」との流れになりまして。
上記のニュースの翌日だったかに、また禁句な記事を見掛けました。
「Google社員が絶対使ってはいけない言葉」というタイトルです。独禁法で引っ掛かりそうな言葉を意識しておけという内容でした。
成程なぁと。
自分も仕事で英語を時々使っていましたが、日本語に比べるとストレートな表現が多く、時として笑ってしまう場面もあったりでした。相手はそれの何が可笑しいのか不思議がっていましたが。
日本ですと言い難いことは遠回しな表現を使いがちですけれど、向こうはお構いなしにストレートだったり。なので、禁句みたいなのは存在しないのかな?くらいに思っていました。
逆に、ハッキリ言えない日本人が何を考えているのか分かり難いという弊害もある様ですが。
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