月初めの本日、中途採用の女性が初出社。
自分の入社時にはOJTなどほぼ無く、誰かが何かを教えてくれるワケでも無く、一々何をすべきか、業務の流れがどうなっているのか聴きに回る始末。
今後の業務上でも製品一覧や簡素化した業務フローの必要性を感じていたので、入社から三週間の間に作成したそれらを用いて軽いOJTを予定していました。
そのOJTをするにしても、前日にひとモメあったり。どうにも、入ったばかりのオッサンがそれをやるのを好まぬ人もいたりして。
右往左往でOJTが決定したのは昨夜21時頃のこと。中途半端な資料でも、やらないより余程マシという理由でした。
今朝は9時くらいからそのOJTを始めるところでした。会議室でキーパーソンが集まったところへ会長が。
会長は部員を突然招集し、部内会議が急遽始まりました。
会長は最初からハイテンション。自分も怒鳴られるのかと思いきやそうでもなく、二人の部長がボロクソに叩かれ。
主要製品の技術フォローが遅れていた点を会長は怒っていました。その点は自分も気になっていたので、出来る範囲で先週は自分も手伝っていたりで。
二人の部長は別件のもっと急ぎというか、その二人でないと対応できない重要案件で大忙しでした。契約納期を守らなければならなかったり、関連会社の監査でそれに失敗すれば関連会社が長期間業務停止に陥る状況で。
その辺を二人の部長は説明したものの、会長の怒りの炎にガソリンを撒く結果に。
自分の入れ替わりでクビになったベテランの技術者がそれまで担当していた業務、それが滞っていたのがそもそもの原因で。平時は怒鳴られた部長もその作業を担当していたものの、それよりもプライオリティの高い業務に縛られていた状況でした。
普段物静かの二人の部長も理路整然とその辺の状況を説明したものの、会長の怒りはエスカレートするばかり。
途中、自分なりの助け舟も出しました。しかし、全く聴き入られず。自分の方が怒鳴られても良い覚悟で矛先をこっちに向けたのですが。
あなわびし。
炎の会議に初参加した新入社員。さぞや驚いたことだろうなぁと。
入社時の面接では会長と会っていなかったらしく。
初顔合わせで「なんじゃこりゃ!」かと。
このご時世、相当沢山の応募者があった中で選ばれた非の打ちどころの無い女性です。
片方の部長は会長とその後面談となりました。優しい部長も大きな声で抗議を。
まだ何も分かっていない自分は、会長から怒られたら認めるしか無く、言い訳もしないスタンスです。案外鋭いところを突いていたりで、それで動きやすくなる場面もあったりでしたし。
二人の怒鳴り声は間仕切りの向こうから響き渡り。新人さんを別フロアの実験室へ連れ出して案内を始めることに。
さっき問題にされていた製品の山はコレなんですよ。とか。
そんなこんなでドタバタな一日。
午後には会長も別の関連会社に向かい、社内は少しおだやかな状況に。
夕刻にはいつものまったりムードに戻りつつ。
別のフロアで作業を続けていた自分、定時を過ぎた頃に事務所の机に戻ると、既に新人さんは帰社した様子。
以前にも綴りましたが、入社一日で辞めた社員が何人も居たそうです。最短、初日の午前中に退職。これがコースレコードだそう。
新人さん、明日の朝は出社してくるのかなぁ。
オッサンは出来る範囲で守ってあげたいです。
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