坂道のアポロン(実写版)

今月下旬でAmazonプライム会員から脱出予定だったのですが、気になっていた作品の幾つかが(会員向け)無料公開されていて、この二日間で四本の作品を観てしまっています。
昨日観た二本の内の一つは「坂道のアポロン」でした。

アニメ版は五年くらい前だったかにYoutubeで全作観ています。Jazz好きな人にはかなりリアルな作品でした。
自分はアニメをあまり観ない派で、存在を否定するほどでは無いものの、一部の萌系オタクみたいなのがちと苦手で。特に秋葉原界隈で暮らしていた時は「何じゃこりゃ?」な方を幾度も観掛けて。
お祭りでお世話になっていた神田明神もその聖地とされているようで、時期によってはオタクが寄せ集まっていて。
まぁ、人様に迷惑かけているワケでも無く、皆幸せそうなので自分に害は無かったのですけれど。

坂道のアポロンの実写版は昨年公開された様でした。後から知ったのですが。予告編を観て、これはお金払ってまで観るものじゃ無いなぁと。
昨日、たまたまAmazonで無料なのを知り、試しに観ることに。試しというのも、期待してしまうと裏切られるからです。
幾つかの部分でアニメとは設定が異なりましたが、まぁまぁ頑張った佳作かなぁという印象でした。どうにも見比べてしまい。
一番駄目だなぁと思ったのが、小田和正の曲をエンディングに持ってきたことです。Jazzでも何でもない青春映画にしてしまった感でした。
小田和正が悪い訳ではなく、それを採用した誰かが悪いと思います。

教会で再会するラストシーンも、あの持って行き方よりはモーニンのオルガン演奏で引き寄せられるアニメ版の方が感動的でした。
「この日を待っていたぞ」と。

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