クロスオーバー

クロスオーバーとフュージョンの違いは未だに謎ですが、どちらも好きなジャンルです。
その辺に目覚めたアルバムはHerb AlpertのRiseでした。
当時はMazdaのRX7のCMソングにも使われたり、アバンギャルドでエキゾチックな音で。
埼玉の中学生時代に先輩から借りたカセットで初めて聴いたその音はもの凄くクリアで。Wikiで最近検索したところ、A&Mレーベルで初のデジタル録音だったらしき記述も。

Rise以前の曲調はメキシカンな雰囲気を前提にしていて、突然変異的なRiseとも思っていましたが、いま聴いてみるとメキシカンさはやはり残っていたんだなぁと。
それまでのビター・スイート・サンバとかティファナ・タクシーとか、一度聴いたら忘れられないフレーズというか独自性というか。

アルバムの一曲目は1980。モスクワオリンピックが副題だったのですが、当時は東西冷戦の真っただ中で西側陣営はボイコットとなり、日の目を見る機会が一気に減った秀作だと思っています。
あとはRotationでしょうか。この曲のエキゾチックさも光っています。
そして、このアルバムに登場したAndy Armerさんが何者なのか昨年の大晦日に検索したところ、コツコツ頑張られている様子でした。

ここ数日、下町暮らしの頃のお祭りが気になりFacebookを覗いたりでした。当時お世話になっていた方にドアホなコメントを残したところ、以前から気になっていた方からもコメントを頂けて。
80~90年代の日本のフュージョン界をリードしたバンドのドラマーだった方なのですが、世間話が弾んでしまいフォロワー同士になれてしまいました。
しかし、メンバー入れ替え後のアルバムは一枚も持っていなく、恐縮中です。

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