一時的な現象なのかも知れませんが、今日の日経平均下落はアメリカからの余波だそうで、アメリカでAppleの株価が下落したことに起因するそうです。
Appleの株価が下落した要因はiPhoneの販売が減速しているからとのニュース記事も観掛けました。
自分は二年以上前までiPhoneを二年置きに機種変更していて、それまで四世代のiPhone使いでもありました。
何故それを止めてしまったかというと、割高にしか感じなくなってしまったからです。
新機種のiPhoneは常に最高の性能とデザイン性を持っていましたが、高価になり過ぎたのとAndroidの安いスマホでも自分の求める性能が十分に発揮される時代になっていました。
魅力を感じなくなったとタイトルに綴りましたが、魅力自体はまだあるものの、コストパフォーマンスが悪くなり過ぎた感です。
大衆車の性能で十分な自分にとって、iPhoneは高価なロールスロイスの様な存在になってしまったというか。
iPhoneが日本で正式に発売されたのは丁度十年前だったようです。自分もすぐに飛びつきました。
他にスマホの選択肢がほぼ無かった時代でした。Android端末もそれ以降に登場したようですが、当初のソレはiPhoneの足元にも及ばない性能だった感です。
そんなAndroid端末も時の流れで十二分に商品力を掴んだ感でした。
この秋に登場した最新式のiPhoneも立派な性能だったようです。しかし、アップルが想定していた販売台数には達していないらしく、通常では増産される予定なのが見送りになったとか。
逆に一世代前のモデルが割安感で売れているそうで、増産の予定との報道も。
市場というか一般庶民はもう着いて行けなくなったんだろうなぁと思えています。
実際、十万も出せば相当高性能なPCが購入出来てしまいますし、ノートPCにしても。
ただ、現代の若者はPCを使わないし購入する機会も減っているとか。社会人になってExcelに初めて触れる人も居るとか。
なので、比較対象にPCというのは無いのかも知れません。
自分の世代ですと、スマホというのはあくまでも持ち出し可能なサブ端末程度の位置付けで。この考えは古いのかな。
だいたい、タブレット端末も含めて物理キーボードじゃないと自分は長文入力が面倒くさくて。このBlogの記事もほとんどはPCの物理キーボードで入力しています。
これをスマホとかタブレット端末でやれと言われたら、けっこうシンドイかと。
話を元に戻します。Appleの株価辺りに。
自分のイメージの中でAppleというと未だにコンピューターメーカーのままです。社名も元は「Apple computer」でしたし。何年か前に変わった記憶です。
実際、売り上げの構成比も現在はコンピューターよりモバイル端末の占める割合の方が高いのでしょうネ。
そこでiPhoneが売れなくなるというのはけっこうな打撃なのかなぁと。
一部富裕層向けのハイエンド機種で勝負するにしても、ここまで会社の規模が大きくなったAppleではやはり最低限の販売目標は見逃せないハズで。
高級車ロールスロイスが僅かな販売台数でも潰れないのは、会社の規模もそれに見合っているからだと思えますし。
自分がAppleの製品に熱狂していたのは90年代の始まり頃でした。当時も一部のマニアには熱烈なファンが多かった様子です。
ただ、経営方針等が右往左往して、一時期は会社の規模を相当縮小していました。Appleからジョブズさんが追い出された頃に等しいかな。
ジョブズさんがAppleに戻り、iMacの発売やらiPodの発売やら以降から好調なAppleが現在まで続いてきた様子です。
そのジョブズさんも数年前に亡くなり、目立って革新的な製品は未だ登場していない感です。
Apple Watchはその後の製品だと思うのですが、何故か食指が働かず。
自分の視力に老眼が加わり、あんな小さな表示では見えなくなってしまったのが大方の理由ですが、バッテリーの持ち時間の短さとか製品サイクルの早さとか考えると買ったら最後の製品になるのかなぁと。
と文句ばかり並べてしまいました。
ともかくジョブズさん亡き後のAppleは惰性路線かなぁと。最近登場したMacbook AirやMac miniにしても性能が上がっただけにしか思えず。そしてけっこう高価になってしまい。
進むべき方向まで誤ってはいないと思いますが、惰性のままでは多くのライバルに市場を食われてしまうだけに思えてしまい。
革新的な何らかの製品の登場が大切だと思います。
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