FIFAワールドカップ

今夜の日本初戦は感動的でした。
自分はサッカーに疎いですし、今回のワールドカップでの前情報もよく知らなくて。
知っていることと言ったら、直前の監督交代劇くらいでした。

柴又に引越す前まで暮らしていた神田明神下は古くからの小料理屋さんも残っていて、著名人の方も夜になると足を運ぶ機会が多かったそうです。
テレビを観ない自分は今活躍中の著名人さんにも疎く、多分幾度も町中ですれ違っていたハズなのですが、全く気付くことが無く。
神田祭の際は特に前夜祭の金曜日が無礼講気味で、そんな自由な雰囲気が自分は大好きだったのですが、サプライズで明神下を愛する著名人さん達も御神輿の棒に触れることがあって。
上記の写真は岡田監督が嬉しそうに担いでいる姿です。御神輿には慣れていないのか「重たい!重たい!」と笑っていました。自分も最初はそうでした。
「自分が力を抜いて御神輿を落としてしまったら大変だ!」ってな感覚で上下動の降りる場面で気合入れて支えてしまうのですが、一人くらい力を抜いても全然問題無かったりで。「みんなで担ぐもんなんだなぁ」と気付くまでけっこう時間が掛かったりでした。
日本サッカー協会の事務所が徒歩圏にあったので、夜の明神下は関係者の方が多く出入りしていたようでした。それでも、写真の通り岡ちゃんは何処にでも居そうなオッサンの姿で、説明が無ければ分からなかったというか。
で、何故にこの写真を今回の記事に載せたかというと、右の半顔の方がどうやら現監督の西野さんらしく。写真で見る限り、やはり何処にでも居そうなオッサンです。2009年の5月の撮影でした。
いきなり日本代表の監督に就任し、色々と大変だったと思います。

監督就任後の試合も負けが続いたりで、ロシアでのワールドカップ開催までは不安を誘う報道が続いていました。(随分前にイチローさんが大リーグでデビューする前も日本のメディアは酷い扱いで、結果的にあれを思い出す今回の展開というか)
ともかく、一度でもお会いしたことがある方でしたし、今夜の試合は気合を入れての応援でした。負けてもいいから全力で頑張ってほしいなぁと。
対戦相手は南米のコロンビア。南米のサッカーは強いイメージしか無くて。

コロンビア戦の開始前に知ったのは本田圭佑さんがベンチ待機だった件でした。自分が知っている選手は何年も前から活躍している本田さんくらいしか居なくて。その程度の知識しか無くて。どうして最初から出さないの?
いざ試合が始まると、日本がボールに触れる機会が多く「案外やるじゃん」な感でした。
いきなり早い展開で進む中、これはゴールが決まるのではないか!?と思っていたところでいきなりコロンビアのレッドカード。
日本のゴールキックが決まりそうなところで、コロンビアの選手がハンドしてしまったそうで。これが無ければゴールが決まっていたのかも!と落胆していたのですが、PKでしっかり決めてくれました。
そして、相手チームは一人外されて10名体制に。11名から10名になったチームの戦力がどれだけ弱るのか自分には分かりませんが、ともかく相手は強豪らしく。

その後の展開も力の差は大きくなかった様でした。おぉ、頑張っているなぁと。
コロンビアの選手は一人でゴールに突き進む実力も持ち合わせていましたが、日本の選手はしっかり抑えていて。ほんと、いきなり攻め込まれる場面が凄いスピードの中。
そして、日本の選手は相変わらずゴールキックを外しがちなものの、ヘディングでしっかり決めてくれたり。
テレビの中継も正直で良かったんです。

このまま勝ち越せるかも知れない中でのアディショナルタイムが5分と発表された中で「5分!」とか。(長過ぎ!)
その後の場面でも「危ない!」とか「助かった!」とか。もう、観ている側の心境と一致した解説でした。
解説になっていない叫びなものの「何だよこの一体感は」でした。
結果は勝てて、本当に嬉しかったです。いい試合でした。
どうしてそこで日本がファール扱いになってしまうの?とかアディショナルタイムの長さとか、不満な場面が幾つもあった中で、常に前を向いた潔い試合でした。
コロンビア側サポーターも、まさか日本に負けるとは思っていなかった落胆ぶりでした。

大迫選手を全く知らなかったのですが、ミラクルな存在でした。
Twitterでは「#大迫半端ないって」が合言葉だった様子で検索したのですが、これがまた面白かったです。
次の試合も応援します!

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