葛飾柴又が国の重要文化的景観に

しばらく前のニュースですが、地元葛飾柴又が国の重要文化的景観に選ばれるそうです。
これは喜ばしいことです。

昨年辺りから、本件に関する説明会が地元で幾度か開催されていました。
自分も参加してみたかったのですがタイミング悪く、自宅に届いた資料だけ斜め読みしていました。
その資料の中身、うろ覚えの範囲ですが、
・帝釈天の参道を中心にエリア分け
・景観に調和した色彩の採用(自販機や看板はこの色の範囲で等)

自宅のマンションは帝釈天から徒歩五分くらいかかる距離で、中心から一つ外側のエリアでした。
実際、一つ外側のエリアは単なる住宅街で、高度成長期以前は田畑に農家が点在する程度だったのかと思います。
ただ、住宅街も高層建築が少なく、空が広く、地元の花火大会も路地に出れば拝められるレベルです。
この空の広さが好みで、自分も引越してきた理由の一つになりました。帰宅したときに何だかホッとする空なんですよネ。
唯一の難点は電車の便が今一つ悪いくらいでしょうか。二駅区間しかない京成金町線はバスのような解釈で丁度良さそうで。
北総線の新柴又駅の方が自宅から近いのですが、如何せん乗車料金が高過ぎで。

景観の調和については、ヨーロッパの美しい街並みも昔からそういったルールが存在しているので、良いことだと受け止めています。
建物が新たに建つ際に、ヨーロッパでは既存の街並みに溶け込むか否か審査が厳しいそうで。
まぁ、ゴチャゴチャな色彩の秋葉原もアジアン・テイストで個人的に好きだったりしますが。

次の週末は「寅さんサミット」というのが地元で開催されるそうです。
映画「男はつらいよ」でロケした全国の特産品が集まったりするそうで。
二十三区らしからぬ地元、それなりにイベントも待っていてちょと面白いです。
あの映画が無ければ、柴又界隈も普通の何処にでもある街のように再開発されてしまったでしょうし。

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