改良というより、改造と綴るべき領域に入ってしまいました。
どっちに転ぶのか謎。
昨夜のこと、I/V抵抗というのを交換してみました。
マルツさんで販売されている単価25円のREX25Jを4つ入手。
ネガティブフィードバック回路になるのかな?(学生時代の実験レベルの知識で、すみません)
幾つかのサイトを拝見したところ、差動式回路でここに使用される抵抗の誤差は歪を生む様子でした。(I/V変換における抵抗精度の歪み率への影響)
マルツさんで入手した4つの抵抗、実際に抵抗値を測ってみたところ余裕で1%以内でした。
しかし、1つだけ誤差の幅を広げている抵抗があった為、更に4つ入手。当日2度目の買い物で、店員さんから「お近くにお住まいなのですか?」と(実際徒歩5分未満)。
これで1.992KΩと1.994KΩがそれぞれ2つ手に入りました。(左右チャンネル分で、4つ必要でした)
抵抗の交換作業は外すのも付けるのも楽ではありませんでした。
穴が小さいやら、素子も小さいやら、所有している工具が貧弱やら。(穴の出し入れは嫌いで無いハズなのに)
一時間以上掛かって、どうにか音を出せる状況に。
ちなみに、元々付いていた謎の4つの抵抗を測ってみたところ、1つだけ5%以上の誤差でした。
試しに鳴らしてみると。
何コレ。非常につまらない音。
低域が何処かに持って行かれてしまった感。
Amazonから当日届いたメタルラック上にスピーカーを移動していて、それのせいなのかも知れず。
本日はスピーカーを元の位置に戻して再確認。
元の音域にかなり戻って、かつストレート過ぎる音。
一切味付けの無い、スタジオモニター的響き。
これはこれでアリなのかな?
80年代に一斉風靡したDX7というYAMAHAさんのシンセサイザー、後期型の方が部品の精度が良くなったらしいのですが、音の厚みだか味が薄れただかというのを何かで聞いた記憶です。
ある程度、誤差のあった方が、適度な歪が音を厚くさせたりするのかな。
一種のフランジャーやコーラスみたいな効果というか。
とりあえず、エージングとやらで音が落ち着くものなのか、通電したまま週末まで百時間以上放置。
実測値や数式やグラフで表現出来ない環境なので、歯痒いです。
そんなことより、たまにはプアオーディオ以外のネタを綴らねば。
ガァ
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