SD-1955の改良(2)

MUSES8920

昨年発売されたMUSES8920というオペアンプの評判がとても良いようで、SD-1955向けに試しに交換しました。
単価480円を3つ使用。
何でも、一桁上の金額のオペアンプの廉価版だそうですが、Webで調べたところ、値段の差を感じさせない実力らしく。

音出し一発目から、とても良い感じです。
EW&Fの太陽神を聴きながら、ベースの低域の輪郭がハッキリしています。
高域も自然にしっかり伸びています。

色々な楽器の音は、ほとんどアタック音の一瞬で決まってしまうようです。
ぶっ叩く音だったり、引っ掻ける音だったり、擦る音だったり。相手は金属だったり、木だったり。弦だったり、膜だったり。
その辺の特徴がハッキリ出てきた感じというか。老化したであろうこの耳でも違いの分かる男。
伸びる音の余韻に、空間も感じられたり。
製品の宣伝文句は控え目過ぎでは?

Steely DanのGauchoも艶やかに鳴っています。
分離とか定位とか考えながら聴いていても、音楽に引き込まれる感覚。耳コピーで譜面を起こす場面に近く(音の羅列として冷静に採れなくなるアレです)。
エージングが済んだら、もっと良くなるのかな?
CD一枚分の値段で、効果を感じた改良でした。半田ゴテ握らない範囲ではとても有効そうです。
ちと評価し過ぎかな?
ガァ

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