夕刻頃、銀座のカレー屋さんが妙に恋しくなり、スクーターで向かうことに。
この時間帯なら、何処かに駐輪出来るかな?と。
現着すると、既に閉店。
17時で閉まってしまうようでした。
銀座はハリボテの街で、街も人も着飾った中身空っぽの人が多いイメージです。
装飾のほとんどがそうであるように。
勿論、心身ともに洗練された人とかモノとかあるとは思いますが。
何てブツブツ思いながら、中央通で自宅方面へ戻る途中、三越の近くでちと危ない目に。
停留所から右に出てきたバスが、無理な車線変更をしてきました。
まして、ウインカーは左に出したまま。
コイツはイカれていると思ったので減速すると、鋭いエンジン音の後続車がクラクションをやたらと鳴らしてきました。
一瞬のクラクションは危険回避で仕方ないと思いますが、しつこいロングトーンで幾度も幾度も。
黙ってやり過ごすと、音の主であるBMWが加速しながらバスを抜いてゆきました。
自分とスレスレの間隔で。
次の信号で停車していたBMWを睨むと、肥満気味の運転手は知らぬフリして助手席の女性と笑っていました。
聴こえたかどうか存じませんが、「調子に乗るなよ」と語りかけたところ、助手席もろとも顔が硬直していました。
そこで堪えました。
谷啓さんが亡くなられたニュースを観掛けました。
大好きなオッサンでした。トロンボーンの名手なのも存じています。
駄洒落なニューキャッスルともお似合いで。
本日の銀座はそれが理由だったのかな?
五年以上前、仲良かった女性と深夜のデートを幾度か重ねていました。
あのときも、ニューキャッスルでカレーを頂く場面だったかな。
何かの失態で「ガチョーン」と漏れたところ、「銀座でそんな言葉使わないで!」と怒られました。
銀座だろうが新橋だろうが、ガチョーンはガチョーンだと思うのです。
ガァ
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