イリジウムプラグに交換:PCX

プラグはこの蓋の中にあります。

フロアマットをめくります。(後方の引っ掛けを一箇所外すだけでめくれます)

蓋のネジ(フロア面)を外した後、蓋の下側からめくるように蓋を外します。(蓋の上側に引っ掛けがあり、そこが軸になります)

プラグのキャップを指で掴んで外します。(コードを引っ張って外すと断線の心配があります)

車載工具のソケットをプラグに被せて外します。(ソケットのP刻印側を使います)
しかし、この工具ではどうにも回し辛く、ちゃんとした工具を部屋から持ち出しました。(車載工具はあくまでも応急処置用?)

部屋から持ち出したソケットでやり直し。(16mmのソケットでした)

プラグは思ったより、強く締められていました。
取り付ける際は、プラグのネジ山にグリスを少量塗った方が良さそうです。(他のサイトでもそれが当たり前のように説明されています)

新旧のプラグ。上はPCX標準のNGK社製”CPR7EA-9″。
下は同メーカーのイリジウムプラグ”CPR7EAIX-9″。
NGK社さんのHomepage上では現在PCX用プラグで検索できませんが、”CPR7EA-9″のイリジウム仕様なのが”CPR7EAIX-9″のようです。(他のバイクでも使われている様子でした)

局部じゃなくて電極部を拡大。
走行500kmでも思ったより汚れていますが、インジェクション仕様のエンジンではこんなものかと思われます。(昔はキツネ色に焼けてるのが丁度良いと呼ばれていたみたいですけれど、現代はこんな感じだと他サイトさんで幾つか確認しています)

車載工具。

今回利用した工具。

過去に四輪や二輪でイリジウムプラグに交換したことがありました。
経験上、始動性の向上やアイドリングの安定、低速のトルクアップを体感していました。
ただし、2サイクルのポンコツVespaのときは、狭い電極の間に異物が挟まって、エンストしたことがありました。(これは例外でしょうけれど)
エンジンの低回転域で、しっかりした点火をしてくれているからなのかと思いますが、一気筒二千円未満の部品交換の中では、効果がある方かもしれません。

今回のプラグ交換前後のインプレッションですが、上記と同じような効果を感じました。(数値的には毎度謎)
特にPCXの場合ですと、アイドリングストップ後の再始動が更にスムーズになった感です。(信号待ちの度に体感します)
あと、低回転域で更にトルクが太った気がします。
他のサイトの記事にもある50km/h辺りからのトルクの谷がやや改善した気もします。

小さなお店では取り寄せとなってしまう”CPR7EAIX-9″ですが、東雲のライコランドさんには沢山の在庫がありました。
初めて伺ったお店でしたが、展示品の多さには驚きました。

あと、NGKさんのサイトでは「新品プラグの締め付け角度の目安は180度」と説明されていましたが、180度手前でかなり硬かったので、自分はそこまで回していません。
PCXでイリジウムプラグを交換される予定の方に、参考になれば幸いです。(何かあっても自分は何も責任取りませんけれど)

明日は神田祭。陰祭ではありますが、こんなことやってる場合じゃないのでした。
ガァ

コメント