新種の詐欺?


[ カオサン通にて ]
お昼過ぎの職場で、自分宛の電話がありました。
受話器の向こうはちと早口で何処の誰だか聴き取れない相手。
 謎の人: 行政書士の更新を一ヶ月前に送りましたが目を通しましたか?
 SUKIYAKI: すみません、何のことでしょう?
 謎の人: 住民票が返信されてません
 SUKIYAKI: 私宛のお電話でしょうか?
 謎の人: 放置するつもりですか?
 SUKIYAKI: 行政書士の資格は私と無縁ですが
 謎の人: 無視するなら、書類上げさせてもらいますよ
 SUKIYAKI: 話が分からないのですが、どちら様でしょうか?
 謎の人: (ガチャン)
薄暗い声の相手は一方的に電話を切ってしまいました。まともな相手なら、あんな電話の応対なんてしないでしょうし。
数年前、出身校と関係する資格の勧誘電話が職場にあった際は、何年も勤めていた会社なので、どうやって辿り着いたのか何となく理解できました。
今回の詐欺らしき電話、この会社に入ってまだ三ヶ月程度の自分ですし、どうやって辿り着いたのか全く謎です。出鱈目な苗字を指名するにしても、自分の苗字はそうそう多くないですし。
Webで検索してみました。キーワードは「行政書士 詐欺 電話 住民票」。
それらしき事案は現時点で見当たりませんでした。
何だったんだろう?
ガァ
追記:
「資格商法 行政書士」で検索したところ、こちらのサイトのパターンに似ているようです。
自分にかかってきた電話とほとんど同じ内容の記事もありました。

コメント

  1. らぶ より:

    本人がこの会社にいるかどうかの確認かもしれませんね。
    気をつけてください。
    会社はどこに移動したのかというのはどうしてわかったんだろう。
    これは私にもわからないけど・・・
    今後かかってくるようなら、他の人にも
    詐欺の電話がかかってきている旨を告げて
    「●●は席を外しているので折り返しかけさせますから連絡先を・・・」
    と言ってもらいましょう。それでだいたい何回かけてもいないとなれば
    根負けしてかけてこなくなります。
    以前、うちの旦那の会社にもそういう電話がかかってきて(詐欺電話)
    部署が変わったので、とわざわざ派遣のお姉ちゃんが移転先の電話
    を教えたりして移転先の会社に、資格商法の電話がかかってきました。
    名簿を抹消するのに7万かかるとか言われて
    慌てて私に電話をかけてきたので、お金は奥さんが握っているから
    これからは自宅にかけるようにいいなさいと諭して・・・
    私は徹底抗戦しましたよ。
    まずどういう書類なのか送らせました。(郵便の私書箱宛にしました)
    そして信書だったのに佐川急便に頼んで送らせているのと
    住所は、書いてあるが休眠会社だったことを突き止めました。
    法務局に行けば2000円くらいで、商業、不動産登記簿謄本が調べられます。
    信書と言うのは信書便と言って↓
    特定の受取人に差出人の意思を表示したり、事実を通知する文書で、不特定の人に送る商品カタログのようなものでは信書便に含まれない。
    これは郵便局が民間になっても変わりません。
    だから金額を書いたものや本人宛の手紙などは、佐川などの民間急便には、扱えないのです。
    またかかってきたときに(ナンバーディスプレイ契約をしいておいた)
    休眠会社だったことやいまかけてきてる電話番号と
    所在地だという電話の市外局番が違うことを追及してやりました。
    裁判にするからというので知り合いに弁護士はたくさんいるし
    私も司法に詳しいから、どうぞおやりください、待ってますよ。
    と宣戦布告しましたがそれからこの業者かけてきません。
    あと佐川急便にも郵便法違反で訴えるよ、と
    この業者の信書を扱うのをやめないなら
    マスコミに情報を流します、責任者を出せ!とすごい剣幕で怒りました。
    すぐ責任者がかけてきたので、まだ取引を続けるなら
    郵便法違反は佐川さん初めてだから、
    <東京佐川急便事件>以来の不祥事だね、とお伝えしました。
    (ほとんど脅迫だね、汗)
    マスコミにこの情報を流すこともなく、この業者との取引撤退ということで
    私は納得して佐川を陥れるのはやめたけど。

  2. SUKIYAKI より:

    らぶさんへ
    詳しいお話、ありがとうございます。
    全く身に覚えのないことですし、「先生に言いつけちゃうぞ」みたいな言葉にも、「はいどーぞ」と平気で答えてしまいました。
    自分から連絡してきておいて、何処の誰だかも名乗れないのでは話になりませんでしたよ。
    一瞬、先日の兄の件なのかな?とも思えましたが、勤務先は兄に教えていませんし。
    インターネット上も、インチキなメールだらけで、そんなのを黙認している回線業者に呆れていたりです。
    そういった事業?は複数人での作業が多いでしょうし、そんなインチキ会社で働いていて恥ずかしくないのかなぁ、何て考えてしまいがちです。
    世の中の金融業の何割かもそんなものかと思えたりですけれど。
    検索結果で分かったのですが、しばらく前に流行った漫画だかドラマだかの影響で、行政書士は人気の資格だそうです。
    行政書士にあやかる詐欺で、今回の記事が検索結果に反映されることになるのかなぁ。
    しばし静観しております。
    ガァ