光と影の神田祭


[ 陰祭の男坂にて ]
雨続きの週末、二度寝でウトウトしていると、境内から漏れる和太鼓の音。
まさかと思って検索すると、本日は神田祭とのこと。
顔を洗って男坂を上ってみると、ちと寂しいお祭の情景。
境内をぐるりと回るも、やはり陰祭。
熱が無いどころか、寒さをしのぐ和太鼓隊も。
漱石の草枕の一文を思い出しました。
「世に住むこと二十年にして、住むに甲斐(かい)ある世と知った。二十五年にして明暗は表裏(ひょうり)のごとく、日のあたる所にはきっと影がさすと悟った。」
これはこれで、意味があるのかと言い聞かせつつ。
ガァ

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