ラーメンとカレンダーと割り込みと


[ 基地内にて ]
お昼過ぎ、神保町へ二郎を頂きに参りました。本日が最初の営業日になります。
神保町の夏休み、冬休みは長く、一種禁断症状のようなものを感じたりです。
いつも以上の長蛇の列を想定していましたが、到着してみると、そうでもなかったです。
例の英語の教材なipodを聞き流しつつ、時間が経つのを待ちました。
ようやく、店内が伺える入り口付近まで列が進んだところで、後ろの若者二人組が、何やら不穏な動きを始めていました。
携帯電話で合流の連絡を取り合っている様子です。新年早々、頼むから割り込みだけは勘弁してくれ、と願いつつ。
結局、二人組は三人組になりました。黙っていたら、不愉快な一日になります。


SUKIYAKI: 割り込みはダメですよ
三人組の一人: ・・・
SUKIYAKI: 一人抜けるか、三人とも後ろから並びなおすか
三人組の一人: 後ろにも割り込んだのがいるじゃないか!
SUKIYAKI: それは気付かなかった
三人組の一人: あいつらにも注意しろよ!
SUKIYAKI: (自分は気付かなかったし)あなた達が注意しなさい
三人組の一人: 不公平じゃないか!
なんじゃそりゃ。
ガァ
自分は交通誘導員でも店員でも先生でもない、ただの客なのである。馬鹿と議論するほど無駄なモノはなく..。
そこで更に後ろに並んでいたナイスな青年が叫びました。
「いい加減にしろ!」
三人組は列に並びなおすことも無く、その場を去りました。
SUKIYAKI: 巻き込ませちゃってスミマセン..
ナイスな青年: いいんですよ
店内の待合席に腰掛けると、そこから一番目立つ場所に、縁起物のカレンダーが貼ってありました。昨年末、店主に手渡した街のカレンダーです。
SUKIYAKI: こんないい場所に、カレンダーありがとうございます
店主: おぅ、縁起物だからな
今年の初二郎、とても美味しかったです。
今年は何杯食べれるかなぁ。
ガァ

コメント

  1. 若旦那 より:

    私の後輩にもかなりの二郎ファン(?)が数名居ますが、兄さんはかなりのお客さんなのですね・・・。
    後輩に連れて行ってもらおうと思っていましたが、兄さんに頼んだ方がいいかも?w
    しかし・・・割り込むのは決まって大学生風ですか?やはり上京してきてデビューしてしまったという感じでしょうか・・・。
    東京ではなにしても個人の自由とか履き違えている田舎者が多々居ますので疲れます。

  2. SUKIYAKI より:

    若旦那さん
    あらためまして、明けましておめでとうございます。
    年明け早々、明神さん以来ですネ。
    自分と一緒でも、サービスは何も無いですからネ。下手に閉店間際ですと、一番後ろに並ばされたりします。終了の宣告係みたいなの、店員さんから頼まれがちで。
    お向かいのTさんとも、そのうちご一緒に参りましょうと言い続けて、既に二年経っています。年内にタイミング合えば、是非ともご一緒に。
    ただ、初めてですと、かなり抵抗を感じる味かもしれません。自分は最初の二回が撃沈でした。三田本店で残してしまいました。
    大学生風でした。呑み過ぎてゲロ吐く方が許される馬鹿だと思ったりです。
    ナイスな青年が居なかったら、本日は収拾付かない場面だったかも知れなくて、自分の毎度のアホさに呆れていたりです。
    注意したり怒ったりするの、自分は下手みたいで、「まぁまぁまぁ」とナダメ役がやはり適任かと思える一日でした。
    ガァ