[ プーケットの象乗り場 ]
退社時刻を回った頃、上のフロアでは営業会議。
このフロアは自分だけ。区切りの悪い仕事を片付けているところでした。
そこへ訪れた大先生。
初老の大先生は自分の務め先がお世話になっている学者さんで、某方面の権威でもあり、アホな質問には「馬鹿野郎!」とハッキリ言える人物と伺っておりました。
お酒も大好きとのことで、片手のグラスには既にそれらしい液体が確認できました。
理系の学者というものは、業務上で大型コンピューターの知識が必要だったりします。
仕事を片付けながら、既に半分出来上がった大先生と会話をしていたところ、WEB関連の話になりました。
「HTMLくらい、大したこと無い」というような言葉を聞き、「そりゃ、御尤も」と進むうち、いつの間にか自分も飲まされていました。
気付いたら、自宅のサーバーの遠隔操作画面を披露しておりました。
GUIに対してのコマンドラインの確実性や、最新のWEB動向やらを話していると、どうにも他人様とは思えない雰囲気になりました。
「仕事中なのに、飲んで大丈夫なのか?」と聞かれつつ、「まぁ、いつ帰ってもいい時刻ですから」と、二杯目を頂きつつ。
古いOSの話で盛り上がっている頃に営業会議は終わったようで、ぞろぞろと社員が戻ってきました。
自分は既に出来上がっておりました。
今年のバレンタインデーは、チョコレートと縁も無く、妙な酔っ払い具合で終わりそうです。
ガァ
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