一昨日、昌平小学校前の公園にVespaを停めた際、あの香りが背中を叩きました。
昨日は、末広町駅近くの赤いオープンカフェにて気付きました。
金木犀です。
自然から生まれたとは、とても思えないあの香りが自分は好きなようで、昨年は何処で香ったかも覚えています。
昨年は、皇居周辺を自転車で走っている途中でした。
しかし、金木犀の香りは二日くらいしか続かない気がします。
本日も赤いカフェへ文庫本片手に参りました。橙色の花のみ残し、既に香りは飛んでしまったようでした。
自分は動植物の名前に疎く、特徴の乏しい部類などは代名詞でしか呼べません。
一年のほとんどの日々、存在感の薄い金木犀など、この数日が全てのようです。
しばらくぶりに本を読んでいます。
赤いカフェに持ち込んだのは、11月に劇場公開予定の映画「カーテンコール」の原作です。
季節的なものもあると思いますが、映画にしても文学にしても、過去の回想録な作品が自分は好きみたいです。
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