夕食はニューキャッスル

今宵は銀座のニューキャッスルでお腹を埋めてきました。
ニューキャッスルについては、あちらとこちらで登場しています。
夕方頃から、あの味がどうにも恋しくなりまして。
蒲田（大盛の上）以上のメニューがないのかWebで検索したところ、隠しメニューがあったのですね。

そのメニュー名は蒲田の先なので、川崎か横浜辺りかと思っていましたが、どうやっても覚えられない呪文のような言葉でした。メモ用紙にえんぴつで記録して伺いました。
銀座の二丁目辺りですと、職場からスクーターで五分くらいでしょうか。
勝手な思い込みですが、ニューキャッスルの建物にスモールなVespaはよく似合うと思います。
店に入ると夕食時もあり、店内もそれなりに混んでいました。
隅のテーブル席を案内されると、胸ポケットからメモ用紙を取り出し、「ツンカマダブタマ」と注文。
語源は「蒲田より先の、玉子二つ入り」だそうです。
蒲田と同じ器に盛られたツンカマダブタマは、なかなかのボリューム感でした。
あの味で、お腹一杯になれるなんて、かなり幸せです。
ツンカマダブタマをムシャムシャ食べていると、空いていた隣の四人テーブルに一人の綺麗な女性が座られました。座られる前に、自分のヘルメットをチラッと見てくれたようで、その綺麗な容姿も確認できまして。
まぁ、直ぐ後にカッコイイ彼氏がやってくるのかと思っていたら、結局女性一人のままでした。
もっと混んでいたら、自分の二人テーブルの前に座ってくれたのかな？
雑念は直ぐに飛び、美味しいカレーを半分ほど平らげたところで、隣の淑女は言いました。
「蒲田御願いします」
表のメニューでは、一番の大盛になるのが蒲田でして、それまでの自分は蒲田でもまぁまぁの満腹感でした。
しばらく間を置いてから、少しだけ隣の女性を確認してしまいました。
ダイエットの全く不要な、モデルのようなスタイルの女性でした。
こんな子がリアシートに乗ってくれたら、Vespaもさぞや喜んでくれるだろうなぁ、などと勝手な空想をしつつ、残りのツンカマダブタマを平らげました。
あぁ、幸せ。
こんなのじゃ、明日もニューキャッスルに行ってしまいそうです。
ｶﾞｧ