フランダースの犬:最終回

昨日の夕刻に「フランダースの犬」の最終回が。
25年ぶりくらいに観た再放送でして、前回観たのも再放送で自分が28歳の頃。
色々と記憶違いがあったものの、やはり最終回は重かったです。

村から追い出されたネロ、最終回では主要キャストがネロ去りしあばら家を訪れます。
あと、絵画のコンテストの審査員も。
こんな場面が何処かであったなぁと思い出しました。漱石の三四郎のラストシーンです。
展覧会には主要キャストが集まっていて。
たまたまですが、どちらも絵画がキッカケだったり。

ネロの偉かったところは、愚痴も垂れずに言い訳も少なめで。
最期は古くからの日本の潔さに近かったかと。
幼少期に自分もこの作品を観ていたのですが、最終回だけはリアルタイムで記憶に無く。
母が観せなかったのかも知れず。それとも当時流行っていた別のヒーローモノな番組を観ていたのだか。
当時の日曜の夜というと、兄弟の中でチャンネルの奪い合いで、末っ子の自分の意見は認められずで。
ただ、フランダースの犬の最終回はその後も伝説的な悲劇の場面になってしまい、それで知ってはいました。
改めて観ると、誤解が晴れたのも実力が認められたのも、最終回に圧縮されていた感です。

どうにもハンスの様な人物は実社会にも紛れている感です。
これも偶然かも知れませんが、受口で描かれていハンス。受け口の人物というのは、あんな性格が自分の経験では少なく無かった感です。
人を見た目で判断しては良くないのですが、性格まで歪んでしまうのかなぁと。
検索したところ、その傾向は少なく無いらしく。敢えてあの容姿で描いたのだか。

受け口の方は滑舌も独特だったりで、聴き返さないと何を言っているのか分らずで。
特に高校時代のブラスバンドで、たまに口を開くと文句ばかりだった女性がこれでして。
市内でも有名な音楽一家の一人だったのですが、たまに訪れるOBのお兄さんも同様でして。
ベートーベンの第九を市民で歌う催しでは、そのお父さんが突然声を掛けてきたのですが、ニヤつきながら「君が〇〇君かい」と。何だか頭っから馬鹿にした対応で「何方ですか?」と名前を聴いても答えてくれず。
顎のカタチで察しはつきましたが。どうやら、家族の間でも自分の悪評が立っていた様です。怖いこわい。
あの第九の合唱で集まった市民は、ほとんどが親の世代だったのですが、皆親切な方ばかりだったので、唯一例外な人物でもありました。
どんな兄弟でも性格はバラバラだったりです。自分の兄弟もそうですし。しかしあの一家は親も含めて見事に一致していて。
一家はクリスチャンでもあったそうで。ヒッチコックの作品に登場するクリスチャンは怖い描かれ方をされがちだった記憶で、そういう人になりやすいのかな?とも。
近年は教会での幼児虐待が問題になっていたりですし、聖職者の裏の顔というのは案外残忍なのかもなぁと。

受け口であっても中には誰よりも優しい人物が居ました。特に自分が中学で転入したばかりの頃、味方になってくれたクラスメイトも受け口で。
なので、一概には言えないですし、自分の偏見かも知れません。
ちと毒のある記事にしてしまい、申し訳ないです。

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