前回の記事の続きです。
自分は幼少期から丸暗記が苦手で、特に漢字の書き取りは未だに苦手で。
コンピューターが普及しなければ、恐ろしかっただろうとも思えます。
学校で教わる歴史の試験も苦手科目の一つでした。
歴史上の偉人の話は好きなものの、教科書では年代ごとの出来事を詰め込み過ぎで、そこにドラマなど存在しなく。試験では語呂合わせで対応するしか無く。
中学時代も苦手な丸暗記科目でしたが、高校受験前にはかなり必至に勉強して何とか覚えられました。
まぁ義務教育の九年間に何度も登場した名前や出来事だったので、何とかなったのかも知れません。
しかし、高校に入ると世界史の教科書には聴いたことも無い名前のオンパレードで、非常に厳しかったです。
科目としての歴史は大嫌いだったのですが、歴史そのものは嫌いでなく。
日本史では戦国時代から江戸時代に掛けての出来事を、未だちゃんと理解していない自分ですが、幕末の動乱期については司馬さんの小説でそれなりに理解しているつもりです。
現代社会を開いた重要な時代でもありますし、それまでの長い封建社会を崩した偉人達は皆個性豊かで。
まぁ小説上では勿論、着色もあったのだとは思いますが。
昨日観た転寝の夢は、ヘンテコでした。
自分がそこに登場しないストーリーは大河ドラマか何かで江戸時代の始まりから終わりまでを描いていて。
登場する人物は皆歌舞伎役者の様な姿で、台詞もイマイチ何を言っているのか判らず。
ともかく大袈裟な演技で様々な場面を掛けめくるものの、その場面は解説が無いと何のことやらサッパリ判らずで。
余程の予備知識が無ければ、単に騒いでいるだけの劇でして。
だいたい、大河ドラマにしては江戸時代を短時間に詰め込み過ぎだよと。
夢とは気付かぬ中でも不満がありました。
訳も判らぬストーリーを観させられるだけで。
目が覚めると、あれは夢だったんだなと。
過去に歌舞伎座でホンモノの歌舞伎を観た経験はありました。
これは初心者向けな内容だったので、小学校でも習ったブスも演じてくれたり。
いま調べたところ「附子」は狂言だったそうで。歌舞伎と狂言の違いをちゃんと理解していない自分でして。
その違いについては、今度ちゃんと調べておきます。
「やいやいたろうかじゃ!」という台詞は自分も記憶に収まっています。
文学部卒の仲の良かった女の子は「やいやい〇〇さん!」と時々メッセージを飛ばしてきて。
この遣り取りが自分も好きで、残念な話題には「あなわびし」とか返したり。
そういった何の役にも立たなそうな知識というのは、冗談に用いるしか使い道が無いくらいに思っています。
馬鹿な話にチラリと教養を潜め、それで笑ってくれる人はそれなりの教養があるんだろうなぁとリアクションに期待したりで。
高校で習った世界史も、その時しか観掛けなかったヘンテコな名前しか自分は覚えておらずです。
ガウタマシッダールタはお釈迦さんの名前だったそうですが、中学の教科書でそんな名前だったのか記憶に無く。他にも小ピピンとかヌルハチとか。
何が「小」なのかとか、江戸時代の町民みたいなネーミングだなぁとか、日本語にすると響きが何だか妙で。
長い歴史を持つ人類の教科書にドラマを語らせてはえらく時間が掛かってしまうとは思うのですが、だからといって短時間の科目に詰め込み過ぎに思えています。
そんな訳で、テレビで日本の古典芸能が放映されていても、何を言っているのかサッパリ解らなかったり、あの妙な間が益々睡魔を誘ったりで。
大河ドラマにしても、昔観た時代劇物は何を言っているのかよく解らない場面が多かったです。
当時の言葉遣いを尊重していたのかも知れませんが、まるで字幕の無い海外の作品を観ている様でした。
自分が馬鹿なだけだとも思うのですが、あれを理解出来る人達はきっと頭が良いんだろうなと。
その辺を意識してなのか、ここしばらくの大河ドラマは理解しやすい言葉遣いに思えたりです。
もしかしたら、自分は少し頭が良くなったのかな?と。そんな訳は無いのですが。
昨日の出来事は更に続くのですが、これはまたちと問題のある内容でどうしようかと。
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