昨夜のテレビ番組

昨夜観た某国営放送の三つの番組がなかなか面白かったもので、記事に残しておきます。

まず一つ目はロシア侵攻の始まりから三日間のゼレンスキー政権を追ったドキュメントでした。
ロシアが宣言したように首都キーウは数日で陥落すると欧米諸国も思っていた様です。
しかし、様々な奇策が功を成し耐え抜いた三日間。

信頼関係があったハズの隣国ベラルーシからは幾度も裏切られ、ゼレンスキー大統領は暗殺対象。
当初は欧米諸国も火の粉を被りたくなく、武器の提供といった援助を拒んでおり、逆にゼレンスキー大統領の国外逃亡を勧められる次第で。

その間に耐えていたのは政権だけでなく全国民で、既に国外逃亡したとまで噂されていたゼレンスキー大統領が地下シェルターから地上に登場。
この時の演説が説得力ありました。

奇策の一つは、防空圏の確保でロシアの侵攻直前に主要なレーダーを別の場所に移動させていたそうです。
ロシアが当初標的にしていたウクライナのレーダーは既にその場所に無かったそうで。
これを失ってしまったら、空からの攻撃でロシアの思う壺だったらしく。

自分でも上手く説明が出来ていない上記だと思うのですが、確かに当初はそんな流れだったよなぁと。
無駄な抵抗かもと自分も思っていましたし、欧米諸国の援助は実際に世界経済を麻痺させてしまうは戦争を長期化させてしまうは。そんな点は否めません。
ただ、欧米諸国がウクライナを見捨てて領土を奪われた場合、ロシア周辺の小さな国が次の標的になるし、同じようなことをもう一つの大国がやりかねず。
この時点で食い止めなければ、目に見える流れがあり。

過去にロシアに占領された国は酷い歴史が刻まれていて、その後の独立で平和を取り戻した記憶は浅くなく。
日本国内でもウクライナを否定しプーチン氏を讃える方が一部居る様ですが、そういった過去をどう思っているのか気になるところです。

二つ目に気になった番組はたまたま観ていた教育系の番組でした。
地球の温暖化について様々な科学者の意見を紹介する番組、探査機が遠くの星から採取した地表の成分を分析したところ、水が存在していたそうです。
生物が存在するには水が不可欠なのですが、誕生したばかりの頃の地球に水は存在していなかったそうで。
地球外から降ってきた何かが水を届けたらしく。
また、誕生してからの地球が現在の環境を整えるまでには幾度も温暖化の危機があったそうです。

現代の温暖化は過去の温暖化に比べてかなりハイペースだそうですが、番組では原因が人の営みによるものとは語っておらず。
人が存在しなかった時代にも温暖化はあり、永久凍土が解けて二酸化炭素を大量に撒き散らしたり、頻発した森林火災が二酸化炭素を吐き出したりで。
現在の温暖化は人の影響もそれなりにあるのかと思いますが、自分はそれよりも自然由来の現象が原因なのでは?と思っていたりです。
化石燃料を使わない自動車や発電の普及を進めたところで、焼け石に水なのでは?とも思っていたりです。
逆に製造コストばかり上がり、出来上がった製品も大きな弱点を抱えたままになりそうで。

三つ目に気になった番組は、そのまま観ていた次の教育番組でした。
この番組の進行がシュールなギャグ満載で。
国営放送もここまで進化していたんだなぁと。
Twitter上でも、たまたまこの番組を観ていた方の投稿で溢れていました。

モノの例え方が解りやすいのですが、なかなか斬新な表現方法でした。
どんな教育にしても、上手く例えられるというのはとても重要で。
三月の初旬に次の回もあるらしく、これは見逃せません。

コメント

  1. p より:

    植物に学ぶ生存戦略
    毎回見てます(^-^)♪

    菜の花ではない双葉は
    どうなりましたか?

    • SUKIYAKI より:

      これは久し振りに面白いとか興味深いとか思った何か、pどんは既に知っていたパターンが多く。
      どうやって辿り着いたのか、秘訣を教えてほしいです。
      どうにも興味の対象が似ていて。

      あと、謎の双葉は謎のままでした。
      肝心の菜の花は陽当たりが悪くてほとんど枯れてしまい。
      ただ、三株ほど生き残っています。
      黄色い花、いつ咲いてくれるんだかなぁ。