エリザベス女王の葬儀をテレビ中継で観ました。
前回の葬儀は七十年近く前だったそうで、まぁ滅多に観れない場面でした。
映像にスケールの大きさを感じたり。
天井の高い寺院、如何にもヨーロッパらしいよなぁと。
二十年以上前に仕事でオランダへ伺った際、「フランダースの犬」の舞台となったアントワープの聖堂にも幾度か伺いました。
あの聖堂の天井に飾られた絵がまた素晴らしく。
アニメの最期はネロが昇天し、天使たちが迎え入れる場面なのですが、あの天使達が描かれていて。
アニメを製作した方は、実際に現地でこの天井を観ていたんだろうなぁと。当時のヨーロッパ旅行なんて、相当お金が掛かったと思います。
ただ、あの場面に登場した天使達がハイジの様なふっくら感で、観ていた子供達は「ハイジだ!」と喜んでしまっていたそうです。
実際、あの悲壮感漂う作品の前は「アルプスの少女ハイジ」が放映されていて、ここでカムバックか?と。
次は日本で国葬が予定されているのですが、どんな演出になるんだろう。
安倍さん本人もあんな終わり方をすると思っていなかったでしょうし、国葬になるとは本人も思っていなかったかもでしょうし、エリザベス女王の葬儀の一週間後とも思っていなかったかと。
結果がどうなるのか謎ですが、順番やタイミングが悪過ぎだよなぁと。
反対派の集会も思ったより大規模でしたし、世論も反対多数で。
これではイギリスの国葬と比較されても仕方ないかと。
これを綴っているのは深夜なのですが、台風の勢力が東京にも届き始めて外は結構な風雨です。
さっきまでお月さんも観えていたのに。
たまたま二番目で気の毒だった場面が過去にありました。
既に亡くなった兄の披露宴でした。自分は社会人になったばかりの頃でした。
忙しい現場で働いていた自分、有休の取得も楽では無く。
今から思うと兄弟三人とも社会に出てそれなりに活躍していて、我が家族も勢いあった頃でした。
今現在でもそうなのか知りませんが、当時の披露宴では「新郎の取扱説明書」が定番でした。
学生時代の友人代表がそれを披露するのですが、兄の披露宴では大学時代の代表と高校時代の代表がたまたま同じ演目になってしまい。
最初に大学の友人が披露した際は、笑いに包まれたものの、ほとんど同じ内容となった高校時代の友人は気の毒でした。
その場でスピーチの内容を書き換えるワケにも行かなかった様子でした。
でも、あの二番目を明るく元気にやり遂げた方は偉いと思っています。
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