God save the Queen

エリザベス女王の他界により、国歌や紙幣が変更されるとのニュース
国歌が変わるとはどういうことだ?と記事を読むと、国歌のタイトルが変わるそうで。
God save the QueenからGod save the Kingになるそうで。

ロックバンドのQueen、ボヘミアンラプソディも収まる「オペラ座の夜」というアルバムのラストを飾る一曲はインストのGod save the Queenでした。
大英帝国の貫録とか気品を感じる締め括りな一曲、あのタイトルも古い表現になってしまうようです。

エリザベス女王というと、自分の物心がついた頃から既にお婆ちゃんの印象でした。
それもいつも厳しそうな表情をした。身内にこんな人が居たら、自分はいつも怒られてばかりなんだろうなぁと。
でも、心の奥深くの優しさもなんだか感じられました。戦前を経験した世代は日本人もそんな感じだったんだよなぁと。人前で決して取り乱したりしない強さというか。
若かりし頃の女王はなかなか美しく、笑顔も素敵。失礼ながら普段オモテに出せない素直な可愛さまで感じてしまい。

ちと話が逸れるのですが、イギリス流の冗談が自分にはシュール過ぎでして。
細かな表現は忘れたものの、同じ冗談を出した時に「アメリカ人は笑わず、ドイツ人は少し考えて笑い、日本人はすぐ笑うと」。
国民性を表現した話だそうですが「アメリカ人には聴き飽きた冗談で、ドイツ人はそういうことかと時間差があり、日本人は何言ってるかも解らずにとりあえず笑う」だそうで。
そこまで極端では無いものの、確かに云えていると自分も思えたりで。
社交辞令で自分も笑顔を作る場面はあるのですが、そうでも無ければ無理な笑いは作らない様になってしまいました。

ミスタービーンの番組はシュール過ぎて、途中でチャンネルを変える場面ばかりでした。どうにもイギリスの冗談とは相性が悪いのか。
国営放送で時々放映されている「うっちゃん」の番組も何が面白いのかよく解らず、チャンネルを変える対象で。

何年か前に観た記事で、ちょっと面白い英国流のオモテナシな写真がありました。
招かざる客をトイレの前でオモテナシ
そこまで計算しての対応だとしたら、かなり奥深い冗談です。
これが大英帝国流儀なのかな?
だとすると、レベルが高過ぎます。その場で自分も気付かないでしょうし。笑顔で挨拶してしまいそうです。

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