今日は母の四十九日。
Twitterで先程知ったのですが、Queenのフレディ・マーキュリーの誕生日が本日だそうで。
自分が子供の頃に兄がQueenのアルバムを家でよく流していたので、母も嫌いでは無かった様です。数年前の映画もテレビ放映で楽しんでいたかと。
四十九日に何をすべきかよく分かっておらず、数日前に叔母へ確認のメッセージを。
叔母がお経を読む範囲とのことでした。しかし、お経を読めるというのも凄く。
葬儀も当初は実家で四人程度の内容でしたし、結果的にあんなに立派な会場を借りれてしまい。
その数週間前の帰省も含めて、現地に着いてからでないと想定外な場面が多かったです。
二度目の帰省は葬儀前提でしたので、礼服を用意したり。
あと、福祉系の方々にもかなりお世話になったらしく、東京を離れる前に駅前のタリーズで小さなテディベアを十体入手していました。
ちょっとしたお礼のつもりでした。小さいから邪魔にならないしだろうし、母はピアノの周りに縫いぐるみを幾つも飾っていたので。
しかし、介護等に関わった方々は軽く三十人以上だったそうです。これも想定外でした。
認知症が入っていなくても、全員の名前を覚えるのは大変そうです。
テディベアは結局足りなく、葬儀に集まった親戚にプレゼントすることに。
奈良のイトコも単車乗りで、母とはFacebookでのやり取りで単車の後ろに乗ってみたいと漏らしていたそうで。
息子な自分も単車乗りなのですが、そんなことを言われた事などなく、母なりに息子にはワガママ言い難かったのかな?とも。
数日の帰省を自分は何年も前から打診していて、暖かい季節に単車で向かいたかったのですが、何故か断られてばかりでした。
ゴミ屋敷に進化中だったのが原因らしかったのは昨年やっと知れて。
福祉の担当者が玄関を通過するまで、何度も足を運んでやっと許されたそうで。
奈良のイトコは単車用のウエストバッグに小さなテディベアを忍ばせているそうです。
単車に乗れる母の夢はやっと叶いました。
自分にも一言言ってくれたらなぁと思いつつ。
四十九日に極楽浄土へ行けたのか謎ですが、かろうじて意識があった最期の母は、叔母と目が合うと嬉しそうな笑顔だったので、既にあっちの幸せ気分を味わっていたのかもしれません。
一緒に暮らしていた家族にとってはトラブルメイカーでもあった母ですが、終わり良ければ全て良しを体現してくれていました。
既に他界した身内達と、あっちでは上手くやってネ。
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