標準治療

昨夜のテレビで放映されていた癌の標準治療がTwitterのTLに。
癌の治療方法は何十年も掛けた成果なので、あまり疑っていません。
番組では怪しい本への警鐘も鳴らしていましたが、まともな本でも五年以上前のですと既に古い情報とも。

認知症と末期癌が同時進行だった母。元々読書家でもあったので、久し振りに帰省した実家には無数の本が溜まっていました。
その中には、癌についての作品も少なく無かったです。怪しい内容の作品も恐らく含まれていたんだろうなぁと。

番組では末期癌の高齢の母親がトンデモ系の本に騙され、標準治療を拒む実話も紹介されていて。
それを諭した息子さんの証言も切実さが響いていました。

自分も母の認知症に気付いた一年少々前、病院の受診を勧めていました。言い難かったことですが、これは家族がするべき役割で。この時点では癌が発覚しておらず。
母は大いに憤慨し「もうメッセンジャーでのやり取りは終わりにします」との残念な返信が。そして、お別れの言葉まで。
しかし、翌日には何事も無かった様に母から平凡なメッセージが届き。
認知症の症状は予想以上でした。

親子だから互いに率直な感情をぶつけられるんだろうと思いますが、これでは自分の手に負えないとも思えました。
しかし、あの時の自分の文章を読み返すと、もうちょっと言い方あっただろうになぁとも。

歳を重ねると自分の歳でも劣化は感じるのですが、客観性はある程度整ってくるとも思っています。。
しかし、それ以上に歳を重ねると、赤ん坊にどんどん戻ってしまう様子です。
だったら、身内に任せちゃった方が幸せなのになぁ。

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