ここ数日テレビを観ておらず、スマホのニュース記事でしか存じていないのですが、知床で観光船が沈没してしまったそうで。
冬期休業から明けた初日、運悪く時化の中での運行だったそうで。
知床半島は車で幾度か旅しました。大自然の十分に残った環境、親から借りた四駆で友人と旅したり、一人旅で会ったり。
半島の先端までは行けなかった記憶ですが、その途中の道でもけっこう危険な箇所がありました。慣れないレンタカーの運転で事故を起こした若者もいたり。
野生の鹿は何処にでも居ましたし、熊も観掛けたり。単車だったらちょっと怖かったと思います。
その後の仕事でも道東方面へ幾度か伺いましたが、四月でも冷え込んだ日はかなり寒かった記憶です。
その方面の昨夜の海水温もかなり低かったそうで。
観光船が沈没しかけているとの第一報なニュース記事では、救助船もヘリコプターも向かっているとの内容だったので、当日中には救出されるのだろうと思っていました。
しかし、その晩は誰も見付からず。翌朝である今朝のニュース記事で数名が発見されたと。何方も意識は無いそうで。
やはり、あの冷たい海で一晩を明かすのは厳しかったかと。
一人でも生存者が見つかれば良いのですが。
二十代の頃に会社のヨットチームに誘われ、中型のヨットに幾度か乗ったことがありました。
天候の良い日のヨットは、最高の乗り物でした。
晴れて波も穏やかなのに適度な風が吹いていると、ヨットは全く揺れずに海面を滑るような乗り心地で。
細かな微動は帆が全て吸収してくれているのだか、ともかく安定した乗り心地で。
しかし、時化気味の日は最悪でした。ともかく酷い揺れで。気晴らしにビールを呑んだら、三分で戻してしまったり。
海の上では逃げ場が無く、あれは辛いだけの数時間でした。
あれ以来、ヨットには乗っていません。
水上スポーツ系は、プーケットでその後に借りたジェットスキー程度です。ジェットスキーは湾内だけの移動範囲でしたし、面倒になったら直ぐにビーチへ戻れますし。
今回の事故で救命胴衣とかどんなものだったのか、ちょっと気になったりです。
単なる浮き輪みたいな特性しか無いのだか、身体を保温できるスーツ形状なのか。
後者でないと、かなり無理がありそうで。
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