我が家の貧弱なアンテナは21Mhz、50MHz、144MHz、430MHzに同調しています。
この周波数については、聴こえる局の七割ほどにこちらからの信号も届いている様子です。
これは体感的な数値ですが、HFについては五割ちょっとくらいでしょうか。
「これは微弱な信号だけど、珍しい国だから応答してみよう」。
無謀な送信なのですが、パイルアップになっていなければ一発でピックアップして貰えたりです。
だいたいは、数分間しかコンディションが合わないもので、そのタイミングでしか交信も出来ず。結果的に「早く気付いた者勝ち」でパイルアップにもならず。
南極は別として、アフリカだけは未だに繋がらずです。こちらでも聴こえてすらおらず。
しかし、例の地図サイトで確認したところ、昨日の送信は南アフリカに届いていた様子です。
しかし、空のコンディションは下降中の様子です。太陽活動は数日前まで上昇中だったものの、下落に転じてしまいました。
年末年始の日本は多くのサラリーマンがお休みなので、珍しい局や国が登場したらパイルアップが予想されます。
これは仕方がないことです。
FT8の人気が上がっている理由は何となく自分でも分かってきました。
自分も、無線の能力や自宅の設備は「こんなもの」と思っていました。しかし、デジタル通信では想定外の能力を示してくれて。
暫く前までは「想定外」だったのですが、地図サイトで到達距離も分かる様になったら「想定内」に入ってしまい。
しかし、現状のFT8等のデジタル通信は、古典的な無線の技術や最新のPCの知識を持ち合わせていないと運用まで辿り着けないかと思っています。PCに馴染みのない高齢者の方は厳しいと思います。
まぁこれだけ人気があるので、無線機メーカーももっと簡単に接続出来る環境や製品を提供してくるのだと思います。
そんな将来がどうなっているのか、イメージが湧きません。
しかし、電信がアマチュア無線で生き残っているくらいですから、音声通信が無くなることも無いと思います。
ローカル局以外との交信はFT8の周波数しか合わせなくなった自分ですが、これもそのうち割合が変わるかと。
効率が悪いにしても、音声通信の面白さはありまして。シグナルレポートだけのFT8では満たされない何かがありまして。
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