ローカル局さん宅へ

先日のこと、ローカル局さんがタワーでアンテナを調整中に一声掛けてみたところ、NanoVNAを購入したけれど使い方が解らないそうで。
今度伝授しますと約束したものの、なかなかタイミングが合わず。
自分もちょっと忙しかったりしたのですが、ローカル局さんもしばらくはアンテナの調整に毎日励まれていた様子で。

いつもの周波数で声を掛けてみたところ、今日は都合が良いそうで。
そのままご自宅へ伺い、NanoVNAの調整を。先ずは校正から始めたのですが、自分も久し振りに見るメニューで何故か目的の画面に入れず。
どうやら、画面タッチの位置がズレている様子で、先ずはそこからの調整が必要でした。

また、デフォルトの画面表示はスミスチャートやら何やらがゴチャゴチャしていて、これでは初心者に解り難そうで。だいたい、2ch目の表示も不要でしょうし。
そこら辺をSWRのバンド表示だけにして、これをデフォルトの画面に設定。これで電源起動時からシンプルな画面になりまして。

あとは、使い方のレビュー。
基本的に測定のStart周波数とStop周波数の入力方法さえ解っていれば大丈夫で。あとはマーカーの使い方と。
更に、実際のアンテナに繋げて測定してみることに。
その辺からは、既にご本人も使える状態になっていました。

購入されたNanoVNAは自分のより高級で大きな液晶を積んでいて、一万数千円したそうです。
せっかく購入されたのに使われていないのは勿体なく。
しかし、画面の調整が必要な状態は初心者に大きな壁だった様子です。
うちのも最初からそうだったら厳しかったかもです。

ローカル局さんはそれまで高価なアンテナアナライザーを利用されていました。これは自分も欲しかったのですが、安いリグが一台買えてしまう値段でして。
恐らく、ローカル局さんも今後はNanoVNAに出番が回ってきそうです。
ともかく良かったよかった。

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