喜劇役者

アフガニスタンで喜劇役者が連行され殺害されてしまったそうです。
旧政府時代は反政府勢力を皮肉った歌や踊りを披露していたそうで。差し当たってアフガンのチャップリンの様な存在だったのか。
しかし、あのような社会不安を抱えた国で、そういった芸風は命懸けだったと思います。比較的安定していた旧政府時代といっても、米軍撤退であっさり引っ繰り返ってしまった国なのですし、敵は何処に潜んでいたのか分からずで。

チャップリンの代表作「独裁者」。戦時下のさなかに製作されたヒトラーを皮肉った作品なのですが、子供の頃に観たものの内容が上手く理解出来ずでした。
あれがどんなストーリーだったのか、あらすじを読んだところ、なかなかドラマティックな展開でした。
遠くない内に一度観ておきたいです。

上記の喜劇役者ナザールさん。捕らえられて車の中で兵士から幾度か平手打ちをされる動画が出回っています。
凄いことに、全く物おじしていませんでした。堂々としてもので。
最初から覚悟決めていたんだろうなぁと。
凄い勇気です。

他にも、伝統的な民族音楽を奏でる高齢の音楽家が殺害されてしまったそうです。
新政府では音楽が禁止との理由で。

遡及効といって、法律の成立以前にさかのぼって効力を持たせるのは原則禁止です。まともな国なら。
これが適用たれてしまうと、世の中滅茶苦茶になってしまいます。
「明日から禁止」で従えないのならまだマシなのですけれど。

オチの無い記事になってしまいました。

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