熱海の土砂崩れ

熱海の土砂崩れについて、昨日はニュースで釘付けにされていました。
第一報はYahoo!のニュース一覧で知り、Twitterに載る動画が凄いとの話題で。
改めてTwitterで検索したところ、確かに凄まじく。
テレビのニュース番組がその動画を扱い始めたのは数時間後だった様子です。

最初に観たのが上記の動画でした。
土石流が流れたのは川なのかな?と思ったのですが、斜面沿いの道路らしく。

次に観たのがこの動画でした。上記の土砂崩れ現場の数百メートル下の地域だそうです。
テレビのニュースでも採用された動画でしたが、ショッキング過ぎたのか軽乗用車が移動する場面と、ベージュ色の建物の二階の窓が動く場面はカットされていました。
どちらも助かったのか不明です。

どうやら、小さな川はあった様子です。
伊豆半島や三浦半島の道路を走行していると、小さな川を幾つも通過するものです。
そんな中の一つだったのかな。
あの辺りは海沿いのルートにしても、急な斜面が多く。

Twitterや某巨大ニュースサイトのコメント欄では、この話題が必ず登場していました。
事故現場の斜面の上を地図で辿っていくと、メガソーラーらしきモノがある。これが原因ではと?
直接の原因なのか間接的な原因なのか分かりませんが、全く関係ないことは無さそうにも思えます。
Googleの衛星写真では地面がむき出しの広い空間でしたが、Appleの衛星写真では長方形の黒い何かが並んでいました。
テレビのニュースでも、そんな衛星写真が登場していたものの、専門家もコメンテーターもその点に触れることは一切なく。
アンタッチャブルな話題なのか?

過去に忌野清志郎さんが原発問題を歌にしたのですが、これが放送禁止になってしまい社会問題になったことも。
放送局は大きな利権を絡んだ電力会社や原発の問題に触れたくないらしく。
メガソーラーについては電力会社以外も参入していますが、やはり利権や政治的な圧力が掛かっているのかな。
いつかは表沙汰になるのでしょうが、現時点で憶測だけで触れるのはリスクが高過ぎるのか。
いずれにしても、続報が気になるところです。

話が少し飛ぶのですが、前職で知ったことです。
世の中には「がけ条例」というのがあるそうで。
条例ですので、全国で通用するワケでは無いのですが、主なルールは「崖の下の建築は崖の高さの倍以上離れた空間に建物を建てる」との内容です。
その土地を購入してもそのままでは利用出来ないケースもある様子です。
条例が採用される前に作られた建物は別なのかも知れませんが。何らかの対策を施さないと再建築は難しそうで。

そんなことも知らずに、該当の土地を購入してしまうと恐ろしいことになりそうです。
対策費を考慮すると、全く大赤字の買い物になってしまいそうで。
この条例も恐らく、震災や豪雨災害等の結果生まれたのかと思います。

自分が現在暮らす地域も、半世紀以上前のキャサリン台風で浸水しています。
ただ、かなり広い平野の川の氾濫だったので、避難する時間は十分にあったらしく、人的な被害は少なかったそうで。
五十歩百歩ではありますが、今回の様なあっという間に呑み込まれる災害よりはマシなのかなぁとも。
海が近いエリアは憧れでもあるのですが。

あと、メガソーラー自体が凶悪な存在だとは個人的に思っていません。
自然を破壊したり、災害を拡大するような地域に設置するのが問題かと思っています。

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