小林亜星さん

昨日のこと、小林亜星さんが亡くなられたとの訃報が。
あの体形で大往生されたとは思うのですが、大好きなタレントさんでした。
否、タレントさんと呼んでよいのか分からない様々な才能の持ち主で。

山本直純さんや冨田勲さんに並ぶメロディーメイカーでもあった小林亜星さん。
昭和の終わり頃には亜星さんのCMソングを聴かない日は無かったと思います。
これがとても親しみやすいメロディーであったり、インパクトあるフレーズであったり。

個人的に凄いなぁと思った曲は「魔法使いサリー」のテーマソングや、「レナウン」のCMソングです。
どちらも独特なエキゾチックさを伝えるフレーズでした。
自分も曲を作ったりした時期があったものの、自分からは絶対に生まれてこないフレーズで。
フレーズも凄いのですが、楽曲で採用している楽器やリズムもその雰囲気をしっかり支えていて。

亜星さんは学生時代にJazzの演奏にハマっていたそうです。その時の経験が十分に活かされているんだろうなぁと。
特に地域特有のモードを取り入れたJazzを経験していないと、こんな発想はなかったかと。
コルトレーンのアラビアンモードとかも好きだったのかな。
あんなマニア向けのモードを一般大衆向けに広めた能力も凄いと思います。

今日は夕刻に駅前のスーパーまで買い物に。
自転車で近道コースの途中には幼稚園が。
その幼稚園からは子供達の元気な歌い声と見事なピアノ伴奏。
よく響くピアノの伴奏は曲に合わせたメリハリがあって、素人の演奏ではありませんでした。
どうしてここで演奏しているのか、時々聞く度に毎度謎です。
自分の子供の頃の学校の先生など、まともに伴奏出来ない腕だらけでしたし。歌心まで導き出せるこれは凄く。

そのまま素通りで駅まで近付く途中、何やら細いものが歩道を過ぎり。
1m長の蛇でした。
蛇を観るのなど何年振りであろうか。
珍しいので写真を撮ろうと自転車を停めて着地したところ、蛇は驚いたのか木陰に逃げ込んでしまい。
逃げ足、これがけっこう速く。
どういう仕組みで地面を移動しているのか不思議でした。
何だか珍しいことが重なった感です。
これは良いことが待っているに違いない。

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