以前によく利用していたラーメン屋さん、その近くの公園に周恩来さんの石碑が残っていて、どんな人物だったのか検索したり、このblogでも過去に記事にしたり。
周恩来さんは文化大革命の混乱時代であっても、国民寄りな方だった様子です。諸外国からの評価も高い紳士でもあり。
昨今の少数民族への弾圧は毎日のようにニュースになっていますし、コロナのワクチン外交に対するG7の対策も凄いなぁと。
超大国な中国とはいえ、その一国に先進国が束になって対抗するというのが。
表向きは途上国への支援という善行に見えますが、その後に支配的立場になるのでしょうし。当然「そんなことはしない」と否定するでしょうが。
文化大革命のぶっ飛んだ内容を改めて確認したところ、見慣れない言葉が。
文化大革命中には「広西虐殺」というのがあったそうです。この虐殺では人間の共食いもあったそうで。
共食いというと、やむに已まれずな場面では仕方ないのかなと思われる節もあります。過去にも戦争の最前線で食料の補給が途絶えたとか、高山に墜落した旅客機で生存者に十分な食料が無く救出も遅れたとか。
この広西虐殺は性質がかなり異なっていました。特に飢餓でもないのに、人を食べてしまったそうで。食べられてしまった理由が、その地域をたまたま通りかかった遠くの農民が太っていたからといった理不尽さ。
また、虐殺の方法も無残で。具体的な方法とかは上記のリンクに詳しく載っています。
当時の中国は国交も少なかったらしく、中で何が起こっていたのかは謎めいていた様子。
この件が明るみに出たのもわりと最近だったのかも知れず。少なくとも自分の学生時代には全く聞いたことのない話でした。
食文化の違いもあるのでしょうか。鯨を食べる日本人は野蛮との意見が諸外国にあったりです。
中華料理の食材は「こんなものまで食べるの?」といったレベルもありますし。モラルの違いより文化の違いなのかなぁとも。
しかし、自分は食べられてしまうのは嫌です。たぶん美味しくないと思います。
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